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熊が絵画を引掻きまくる爽快なパズルアプリ「Bears vs. art」のレビュー

熊が絵画を引掻きまくる爽快なパズルアプリ「Bears vs. art」の感想・レビューです。面白いスマホゲームを探している場合の参考にしてください。

Bears vs. artとは

Bears vs. artは熊が美術館に侵入し絵画を自慢の爪でひたすら切り裂いていくカジュアルパズルゲームです。美術館の中はマス目上の配置になっており、熊は一直線にしか進めません。指定ターン数の中で全ての美術を破るのが目的になります。

Halfbrick studiosの手掛けたアプリになります。Halfbrickと聞いて聞き覚えがある方もいるかもしれませんが、ひたすらフルーツを切る大ヒットアプリ「フルーツニンジャ」で一躍有名になったチームです。その影響かBears vs. artはパズルでありながら、フルーツを切る快感も切る対象が絵画になったものの、そのまま継承されています。

プロモーションムービー

Bears vs. artのレビュー

ルール

マス目で区切られた箱型長方形の美術館に熊が配置されています。美術館には複数の絵画が展示しています。熊は上下左右斜めのどれかを選択すると壁にぶつかるまで一直線に前進します。止まった先に絵画があると絵画が大きく表示されます。絵画をスワイプすると熊が絵画を引掻きはじめ、複数回スワイプすると絵画を破壊する事ができます。ステージによって異なりますが、全ての絵画を指定ターン数までに破壊するか指定秒以内に破壊するとステージクリアになります。

また、絵画破壊以外に警備員を倒すミッションが出るステージもあります。警備員は美術館を歩きまわっている(ゲーム的には動くオブジェクトと考えられる)ので、体当たりをすると倒す事ができます。

楽しくなるパズル

Bears vs. artが他のパズルアプリと比べて大きく異なる点は演出の楽しさだと思います。パズル部分も比較的に易しめであり、ある程度の人がクリアできるほど良い難易度のパズルの中に絵画を破る楽しさ、人を跳ね飛ばす爽快感、コミカルな音楽など、観る事やアクションを楽しむ点に重点を置いています。パズルとしては問題もあるのでパズル愛好家にとっては不満な部分も大きいアプリかと思います。しかし、エンターテイメント性として考えると、とても優秀なアプリと考えられます。

▲クエスト選択画面もキャンディクラッシュみたいに綺麗なマップです。

▲ステージの合間に物語も展開するみたいです。

▲絵画にぶつかるとスワイプして破るモードになります。

だんだんと増えるギミック

順々にギミックが増える点も評価すべきところです。最初はギミック無しで絵画に移動して絵画を破るの繰り返しですが、まずエリア内を動き回る人が増えてきます。人はミッションとして体当たりして必ず倒さなければいけない人と、体当たりして倒してはいけない人の2種類がいます。時間制限内に人を全て倒すステージもあれば、時間制限内に人間を避けて絵画を破るステージもあります。パズルアクション的な感覚で楽しいですね。さらに進むと警備員が出てきます。前方2マス分ライトが光っていて前方から体当たりするとゲームオーバーです。後方や側面から体当たりして倒して探索する必要があります。

人の次は罠です。まずは棘床が出てきます。ターン毎に引っ込んだり飛び出したりしますので、見極めて通る必要があります。矢印床は踏むと強制的に方向転換をします。スイッチ床はスイッチを踏む事で通れたり通れなかったりします。レーザーは一定時間で射出するので当たらないように避けます。これらのギミックが段階的に増えていきます。飽きたと思ったタイミングで次のギミックが出てくるので止めどきが難しいですね。

▲人がわらわらいる場所でひたすら体当たりを時間制限内に繰り返すステージです。

▲動く警備員さん。若干アクション要素が増してきます。

▲スイッチ床。スイッチを踏む事で進行可能になります。

スタミナ制

最大8でパズルをプレイすると指定数消費するスタミナ方式です。回復は10分に1分です。パズルの難易度はそこまで高くなくサクサク進むのですぐにスタミナ切れを起こしてしまう問題点がありますね。ちなみに720円でスタミナ制限がなくなるアイテム課金がありますので面倒でしたら購入してしまえば問題ないでしょう。ちなみに課金圧力はそれほど高くないものの、やたらとコインやヒントの購入を促す宣伝が出てくるのは少しウンザリするところもあります。ゲームそのものは楽しく300円レベルなら課金してもいいと私は思っていますが少し高い気がしますね。

カスタマー

あくまでゲームとは関係ないレベルですが、熊に装飾品を付けたり熊のカラーを変えるカスタマーモードがあります。ゲーム内のステージクリアで入手するコインや課金で入手します。熊を眺める閲覧モードもあり、何気に本格的です。誰得感が漂っていますが……。ちなみにコインの使い道はここぐらいしかありません。

閲覧モード。シェア機能もあります。

また、熊のステータスをアップされるモードもあります。ステータスがどのようにパズルに影響しているかはいまいちわかりませんでした。Savvy(知識)、Intelligence(知識)、Cunning(狡猾さ)、Speed(速度)の4項目があり、それぞれ一定量の経験を詰むと星がつきます。ステータスを割り振るために必要な値は最大5で時間経過で回復していきます。

▲ステータス強化画面

あるステージを攻略してみる

パズルでは恒例ですが、あるステージを攻略して解説します。ゲームの雰囲気を掴んでいただければ。ただし、Bears vs. artは複数のルールを採用しているため、今回の例はゲームの一面でしかありません。

矢印床がところどころに配置されたステージです。絵画は左上に1ヶ所、左下に1ヶ所、右下に2ヶ所あるようです。5ターン数の制限があります。さて、まずは熊を下に突進させます。

矢印を経由して左下の絵画を破る事ができました。次に上へ突進します。

上に突進すると右矢印、下矢印、右矢印を経由して右下の絵画を1つ破ることができます。次に左下を選択します。

そのまま上に突進します。

この段階でもう一つの右下絵画を破ることができます。そのまま上に突進します。

複数の矢印を経由して5ターン丁度で全ての絵画を破る事に成功しました。

まとめ

パズルは秀作と言えないものの優れた凡作レベルはあります。また、パズル部分よりも時限制限の観客倒しなどアクション部分がなかなか楽しくできています。Bears vs. artは演出の強化も相まって、夢中になり遊び尽くすアプリとはなり得なくとも、豪勢な暇潰しゲームと捉える事ができます。

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