ロマサガ2攻略記事

最終決戦に臨む

 七英雄のうち、再復活したクジンシーを含め6人を撃破すると、ついに最後の戦場が出現します。オリジナル版ほど敵シンボルの数や動き、シンボル自体の凶悪さなどは軽い感じですが、この時点で稼ぐ必要はないと思われるため、基本的には敵を避けて進むことになるはずです。
 最後の戦いでは七英雄の集合体と戦うことになり、各自が得意とする攻撃を使ってきます。対策がなされていないとまずいのはLPがすべて奪われる『ソウルスティール』と、男女のキャラが魅了される『テンプテーション』です。先に2回目のクジンシーを倒した場合、つい技のスペースを開けるために外してしまいがちですが、そのままにしておきましょう。
 また、これまで何度か触れている『テンプテーション』は見切りを覚えていない場合、サラマンダーなどの精霊族を最低3人に、それ+『魔石の指輪』『インタリオリング』を装備し魅了自体を無効化した最終皇帝ともう一人、という構成にしないと面倒なことになります。最終戦前の「もう引き返せない」という選択肢の前ならまだ戻れますから、これらの条件を満たしていないなら戻って準備を整えましょう。

『インタリオリング』は自室で寝て、夜になったら元ヴィクトールの部屋に出る霊と戦い勝てば入手できます。悪霊ではないためか、霊体に有効な『セイントファイア』『聖光』での大ダメージは狙えません。また、剣の使い手のため『ソードバリア』は有効ですが、術による攻撃も来ます。「剣の相手をしてくれないか?→1ターン目に召雷!」という冗談のような流れもあるので雷耐性の防具を装備しておきましょう(笑)

大氷原からラストダンジョンへ

 最終決戦の地は最南端の大氷原です。この地には貴重なアイテムなどは落ちてないので、特に探索する必要はありません。運よく最初の選択で奥へ進むことができても戻ることなく進みましょう。
 奥へ進み遺跡のような石造りの町が見えるエリアに入れば、ついに最後の七英雄が姿を現します。ここでは進んだら戻れないとの警告があるので、念のためにその前でセーブしておくのがオススメ。

この後に七英雄の残り一人と戦い、その後に最終戦となります。最終戦前にもセーブするなら、別の箇所にセーブしておくと万全です。

私の場合、今回は最後に残ったのがスービエ初期型でした。こちらのメンバーは最終皇帝と『テンプテーション』を無効化する精霊族の4名です。早解きが目的ではないので、しっかり鍛え上げました。

始めは自己強化に専念して戦う

 この段階でスービエ初期型などに負けるはずもなく、ほんの数ターンで撃退。その後、奥にある部屋に入ると七英雄が合体する演出が入り最終戦が始まります。

合体時に出現するグラフィックは後期型のものが使われます。大半のキャラが初期型の流用なのに対しスービエは海の主の流用で、しかも映るのは一瞬だったことからオリジナル版をやった際は「こいつ誰よ?」と思ったものです(笑)

 それはさておき、最終決戦が始まると最初はワグナスとおぼしき存在が集合体から出ています。この戦いではダメージを与えるごとにこういった存在が姿を現し、それぞれが使っていた攻撃を出すようになります。そのため、攻撃を開始するのは自己強化の術をすべて使い切ってからにしましょう。
 まず、使っておきたいのは倒されても自動で復活できる火属性最後の術『リヴァイヴァ』と、おそらく最大ダメージを叩き出すであろう『触手』対策に、地属性最後の『金剛盾』の2つ。ただ自動復活するなら『触手』で倒れても次のターンにまた『リヴァイヴァ』をかけておけばいいので、盾のほうは剣攻撃の対策に『ソードバリア』でもいいでしょう。
 あとは攻撃面を強化できる『祝福』や『龍脈』『妖精光』『金剛力』あたりですかね。これらをすべて必要なメンバーにかけたら、攻撃を開始しましょう。

4~5人目が出てきたあたりから最強攻撃を連発する

 準備が整って攻撃を開始する場合も、WPJPによほど余裕がある場合を除いては消費が少なめの技や通常攻撃で攻めていきましょう。その理由は、ダメージを与えて存在が増えるたびに攻撃回数も多くなり、攻撃が強力になるためです。その頃になってもう大技を出すポイントがない、というのでは厳しい戦いになってしまうでしょう。目安としては半分を超えて来全体攻撃も増えてくる4~5人目が出てきたくらいで総攻撃、といったところでしょうか。

今回のパーティだと、最終皇帝の大剣技『無明剣』と、サラマンダーのジルコンの斧の固有技『クリムゾンフレア』がともに5200ほどのダメージで主力アタッカーとなりました。サラマンダーは冥の術と引き換えということもあり、オリジナル版では散々な評判でしたが……今回はいけてますね(笑)

ついに決着、そしてその後

 レオンの時代から長きに渡った七英雄との戦いも、最終皇帝の手によりついに終焉を迎えます。この後はスタッフロールが入り、偉業を成し遂げた一部の皇帝が紹介され、エピローグが始まります。

皇帝の偉業はジェラールから始まります。その囚人みたいな白服じゃなくて、黄金の鎧に緑マントのほうで紹介してやれよと思うのは私だけではないはず。

最終皇帝は退位し、帝国は共和制へ移行します。軍師を仲間にする際に「七英雄との戦いが終わり平和が訪れたら、皇帝陛下に頼ることに慣れた民衆をどう導くのか。その平和が訪れたときが自分の働くときです」という話を聞けますが、あの軍師も政治家あたりになっているのでしょうか。

 これにて、プレイレポートは終了となります。ここまで閲覧していただいた皆様、ありがとうございました。
 vita版にはどうやら早解きのトロフィーがあるので、次はそれに挑戦でもしますかね~。装備やスキルレベルが引継ぎの「強くてニューゲーム」もあることですし、まあ問題なくいけるでしょう……たぶん(笑)
 ただ、それをアップするかは分かりませんので、閲覧していただいた皆様にはここで、あらためて御礼申し上げます。これまで、ありがとうございました!

では、これにて。
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