ロードス島戦記オンライン攻略記事

『ロードス島戦記オンライン』レビュー



▲サービスインしてから、拠点となる冒険者ギルドの前は大勢の冒険者の露店で大賑わいだ。

ネオクラシックMMORPG『ロードス島戦記オンライン』は、'80年代後半に大ブレイクした和製ファンタジーの金字塔『ロードス島戦記』を題材にしたMMORPGだ。しかし、ただの懐古主義にあらず、現代の一線RPGに引けをとらない魅力あふれるタイトルに仕上がっているぞ。そこで、'80年代後半を中学生で過ごした、まさに「ロードス島戦記ド真ん中世代」の筆者がレビューしていく。あんまり懐古ばっかりしないようにガンバリます!w

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ロードス島戦記オンラインとは

原作の「ロードス島戦記」とは、1986年にパソコン雑誌『コンプティーク』で、安田均氏率いるクリエーター集団「グループSNE」が、TRPG『Dungeons & Dragons』の誌上リプレイの連載がきっかけで誕生した。ここまで書いて、すでに懐かしくて泣きそうつД`)グスン


▲オープニングからの一場面。ロードス島の地図もさることながら、ナレーションで「〜"呪われた島"と。」で涙腺ウルウル〜!w

で、ナゾな単語が並ぶね。あとでググッてね。そうね、いまで例えると、誰も知らない洋ゲーのゲームプレイ実況主にファンがつく感じで、気がついたらゲームの面白さを凌駕して、ゲームプレイ実況のほうが大ブームになっちゃった感じ。うん、いい例えだ俺!

で、当時のDM(ダンジョンマスターって読むよ。ゲームの進行役、実況主みたいな感じ)であった水野良氏はリプレイ記事をまとめた小説『灰色の魔女』を刊行して人気を呼び、アニメ化などクロスメディア展開していき、当時の中高生のハートを鷲掴みにして、今なお続く不動の人気となっている。


▲オープニングではロードス島を統治する諸国の王を解説。「傭兵王」でスクショを撮ってしまう俺。懐かしい! なんか王様に字名があるの妙に刺さった中二病真っ盛りの当時を思い出す!w

そんな名作ファンタジーがMMORPGになって遊べるようになったんだから、これはもうやるっきゃない!('80年代風)

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プレイヤーは7番目の冒険者

本作は、そんなロードス島戦記の世界を舞台に、プレイヤーは7番目の冒険者として物語を追体験していくことになる。なんで「7番目」かって? ロードス島戦記の冒険者と言えば、パーン、ディードリット、エト、スレイン、ギム…あと誰だっけ? ウッドかw の計6人の主要人物なんだよね。つまり、キミは7番目の冒険者として、彼ら主要人物とゲームの中で出会うことになるわけ。

そこで気になる冒険者だけど、エスカイア、オラクル、マジックユーザー、ローグの全4種類からひとりを選ぶことになる。それぞれ冒険者にはクラスとその冒険者のバックグラウンドが設定されている。冒険者を選んで、任意の名前を入力したらゲーム開始だ。


▲てっきりキャラクター作成でサイコロ振るのかと思った。エスカイア、オラクル、マジックユーザー、ローグの4職業から自分の好きなキャラを選ぼう。

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ゲームを始めるまでが超カンタン!

新米冒険者に朗報なのが、本作はゲームを始めるまでのハードルが低いことだ。登録がカンタンな上に、動作環境スペックが低いのだ。

ゲームを始めるには、まず無料でID作成が必要だが、こちらはGoogle、Yahoo!、Twitter、Facebook、mixiのアカウントでも連動OK。ものの5分で登録完了できちゃう。


▲筆者はFacebookアカウントで登録してみました。ID登録自体はものの5分もかからなかったのでは? カンタン! こうして、エスカイアの冒険者「ズカン」が誕生です。

動作環境は公式サイトでも謳っているとおり、ン世代前のノートPCの性能までサポートしているのが嬉しい。なんなら、ロードス島戦記オンライン用に中古のノートPCを買ってもいいくらいだ。あと、40代のお父さんがいる読者ちゃんは、「ロードス島戦記オンラインが遊べるから新しいノートPC買って」が殺し文句だ! 低スペック対応の話はナイショにしておこう!w

必要環境はこちら

OS Windows Vista、7、8.1、10
CPU Pentium 3 800MHz
メモリ 1GB以上
グラフィックカード intel(R) GMA 3150
HDDの空き容量 8.0GB以上
Direct X Direct X 9.0c以上

推奨環境はこちら

OS Windows Vista、7、8.1、10
CPU Pentium 4 1.4GHz
メモリ 2GB以上
グラフィックカード GeForce 9400GT 512MB
HDDの空き容量 8.0GB以上
Direct X Direct X 9.0c以上

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ボリューム感と親切設計の絶妙のバランス!

MMORPGというと、「遊びたいんだけど操作が複雑」、「遊びたいんだけど難しい」と、"遊びたいんだけど…"って前置詞が付いて否定され気味なんだけど、ロードス島戦記オンラインは、そんな人にこそ試してみてほしい。

シンプル操作でゲームプレイは快適

基本操作はマウスを使うぞ。移動も攻撃もマウスでオッケー。慣れてきたら、キーボードのショートカットキーを覚えていけば、さらに操作は快適。ポテチ片手にプレイすることだってできちゃうくらい。ゲームに取り組む姿勢としていいかどうかは別にしてw


▲マウスひとつで操作できちゃうが、やはり「狩場」などで素早く攻撃対象を狙うならショートカットキーを覚えたほうがオトク!


▲こちらがそのショートカット、左から近くのターゲットをロックオン、攻撃開始、スキル技、etc.といった具合。アイコン右上の数字がキーボードの数字キーと連動していて、数字キーを叩くだけでコマンドが発動する。ラクチンでしょ?

ゲーム進行がひと目でわかる親切設計

NPCから引き受けたクエストや、冒険者ギルドからの依頼など、ゲーム進行で必要になる要素がひと目でわかるのもうれしい。MMORPGってクエスト受けすぎて、わけわかんなくなっちゃうときってあるもんねw

  • 「クエスト」ウィンドウ


▲現在プレイヤーが引き受けてるクエストの一覧表示。任意のクエストをクリックすれば、クエストの詳細内容、クリア条件、報酬が確認できる。ベンリ!

  • 「依頼」ウィンドウ


▲冒険者ギルドからの依頼の一覧表示。達成目標にデイリー、ウィークリーの依頼がある。

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うっかりさんも安心「アリエンの報告書」

「アリエンの報告書」は秀逸。これは、お知らせ機能の一種で、例えば「新しくスキルを覚えたけど装備していない」とか、「未使用の冒険技能ポイントがある」といった、MMORPGでありがちな、うっかりミスをアリエンの報告書を通じてプレイヤーに教えてくれる。ありがたい!


▲実際に「未使用の冒険技能ポイント」について報告いただきました。アリエンちゃん、ありがとう! 報告の覧にある右矢印をクリックすると、報告にあった内容を設定できるウィンドウが開きます。

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まとめ

ロードス島戦記オンラインは、ただの懐古主義ではなく、「ロードス島戦記」という名作を一線のMMORPGシステムにきちんと落とし込んで、なおかつ、シンプルな操作と親切なゲームシステムで、誰もが楽しめるMMORPGになっている感じでした!


▲ロードス島戦記の主役パーンと新米冒険者ズカンの邂逅。うおおッ、パーン様ぁ! ん? ああッ隣にエトがいる! このあと、さらにアノ人やコノ人が登場して悶絶です。

筆者も今回プレイして仕事そっちのけで夢中になることもしばしばありました。だって、ロードス島戦記だものね。まさに中二病まっしぐらな時代に、多大なる影響を受けた作品ですから。つか、こういう職業やってるもの、ロードス島の存在があったから…とか、書き出すと止まらねぇってのw

はい。おっさんの懐古はおいといて、物語の素晴らしさは世代をわたっても変わらないので、ぜひいまのゲーマーもガンガンプレイして、ロードスの地に自分なりの戦記を紡いで欲しいと思うのであります!

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