ダンジョンキーパー攻略記事

巧みに掘って、敵をハメろ!勇者撲滅を企てる名作戦略ゲーが復活!

1997年に登場し、シリーズが現在に至るまで制作されている"リアルタイムダンジョン設営シミュレーション"、それが今回紹介する『ダンジョンキーパー』です。
本作はそのリメイクのスマホ移植作品。ジャンル名が結構よくわからない感じになっていますが、つまりは現在の戦略シュミレーションのようなものだと思っていただければ大丈夫だと思います。

『ゆうなま』かな?『影牢』かな?

ダンジョンキーパーとなったあなたは、ダンジョンを設計し、手下を揃え、あらゆる罠を設置し、ダンジョンの奥深くに隠した"ダンジョンハート"を敵から守りぬく…。
それがこのゲームの目標にです。

本シリーズが話題を集めた理由のひとつは、自らの手腕が試されるダンジョンの制作が楽しいことです。
ほぼ未開の地を奪い取ることに成功したダンジョンキーパーは、自らの力で1からダンジョンを作っていくことになります。

▲岩に覆われた空間を掘り進め、ダンジョンを作っていく

ダンジョンでは、そこで取れる資源を収集し、様々なアイテムや手下を手に入れます。
施設内の重要ポイントには罠を仕掛け、配下のモンスターを配置して敵の攻撃に備えます。

ところで敵の話をしていませんでしたね。
驚く事なかれ、なんと敵は勇者や他のダンジョンキーパー。
そしてこの主人公であるダンジョンキーパーは、悪魔なのです。
このゲームのコンセプトは、悪いことが良い行い!悪の味方の主人公!と言った感じですw

そう聞くと、真っ先に思い出すのはやはりオマージュにニヤリとさせられる名作ゲーム『勇者のくせになまいきだ。』や、ダークな世界観とコミカルな罠のギャップが心地よいトラップアクション『影牢』などです。

いずれも日本では有名な作品ですが、似たような時期に海外でも同じようなシステムのゲームが出ているというのも面白い話ですね。

思わずニヤつくトラップタイム!

さて、本作で一番ニヤニヤしてしまう時間のお話を致しましょう。
それは…ヒェッヒェッヒェッ!トラップを設置する時間ですね!

『影牢』シリーズのプレイ経験がある方ならなんとなくわかってくれると思いますが、敵をどう罠でハメてやろうか…と考えている瞬間というのは、なんとも心地よいものです。

特にリアルタイムで急いで設置!といった感じではなく、防衛、襲撃前に罠の配置を決めることが出来るので、落ち着いてゆっくり敵への戦略(嫌がらせとも言う)を考えている時など、日々の疲れが消し飛ぶような気がします。

▲トゲが飛び出してくる床の前にドアを設置します

▲敵は一定時間ドアを壊せないので、その間トゲ床でダメージを受けることに

最も簡単な手としては、金庫など重要なフロアの前にドアを取り付け、その足元に刺の床を設置するなどがあります。
本作はコンボといった概念は無いようですが、自分で考えた罠の"連鎖"に敵がハマってくれると、支配欲求が満たされた快感が全身を包みますよ…。

個人の感想です。

罠だけじゃない!複雑な迷宮ダンジョンで敵を惑わせろ!

初期のダンジョンは、各フロアを直線がつないだだけの非常に簡単な作りになっています。
これだといくら各所に罠を仕掛けたところで、敵は脇目もふらずに重要建築を襲ってしまうことでしょう。

じゃあ、一体どうすれば良いの!?というお話ですが、とりあえず道を伸ばしてみたり、守りぬかなければならない"ダンジョンハート"までの道をとことん険しくしてみたりと、その試行錯誤もまた楽しいですね。

こちらも『ゆうなま』のように制限時間があるわけではないので、じっくり考えて道を作っていくことが出来ます。
また、下手に道をふた手に分けたりすると、その分多くの罠を設置することになり、肝心な場所の防衛が手薄に…なんてことになるかもしれません。

マイダンジョンの中を掘ったり埋めたりしながら、自分なりの防衛線を張ってみましょう。

スマホ特有の放置を打ち砕く"襲撃システム"

さて、そんな『ダンジョンキーパー』ですが、これはあくまでもスマホゲームであることを忘れてはいけません。そしてスマホゲームと切っても切れない関係にあるのが、時間経過でしか回復しないアイテムがあることですよね…。

本作におけるそれは、罠や手下を入手する度に消費する資源。いつまでたっても増えないそれらにしびれを切らす方も多いのでは?

そんな皆さんに朗報です!
「待つのがかったるいのか、じゃあ奪えばいいだろ?」とでも言わんばかり!本作の嬉しい特徴に、敵から資源を奪い取れる襲撃システムがあります!

▲NPCも対人も関係ない、無慈悲なフルボッコが実現

同族もクソも、血も涙もなく襲いかかり資源を強奪すれば、きっとあなたの生活は潤うことでしょう。
かなり乱暴な手段ですが、せっかちプレイヤーにはオススメですよ♪

最後に

本作はその類まれなる発想と、そのアイデアの良さを損なうことなくゲームに落とし込んだ、EAの良作と言っていいと思います。

  • 『ゆうなま』やってみたいのに携帯ハードとか持ってない!
  • 『影牢』やってみたいけど据え置きハードとか持ってない!
  • でもスマホならあるぜ!

そんな方にピッタリの本作、是非お試しあれ♪

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