攻略記事

2015年5月に中国でリリースした最新スマホゲームから気になるゲームを紹介

2015年5月1日~5月31日までに中国で配信開始したゲームの中から私が面白いと思ったゲームを選びました。面白いスマホゲームを探している場合の参考にしてください。

世界2-风暴帝国 World2 EMPIRE IN THE STORM

アクションRPGの大型ボスのみと対戦する3DアクションRPG。通常のスマホゲームだとレイドボスあたりに該当する巨大モンスターしかいない。中国からここまでのクオリティのゲームが出てくるとは思わなかった。iOSが先行配信しており人気を博している。今週Android版リリース。基本的にはパーティー3人で1匹の巨大モンスターを倒すアクションRPGになっている。敵の攻撃前には必ずモーションが入るため避けて攻撃するアクションが楽しめる。カメラワークもぬるぬる動きモンスターの迫力も満点、フルオーケストラの音楽も最高となんか圧倒された。世界観は完全に西洋ファンタジー。味方キャラのアバターも多少の中華色はあるものの日本人が見ても違和感がないレベル。言語こそ中国なもののインターフェイスのほとんどは英語なので、少なくとも欧米展開はあると思う。スクストみたいにキャラにお触りすると反応あるし、胸に触ると揺れたり怒ったりするお遊び要素もある。正直オススメだ。

奇迹暖暖

  • 日本でのプレイ:Android版は公式サイトでダウンロード可能。QQアカウントを作成するかWeChatのインストールが必要。(どちらも日本から可能)
  • 公式サイト
  • iTunes

ニキ日記の続編で今度の舞台はファンタジー世界。まあ世界旅行編もファンタジー衣装が多い気がしますが。7つの国がありそれぞれで文化(当然衣装)が異なっている。PvPやソーシャル機能がつき、ストーリー部分もNPCと対戦する形式になった。グラフィック等がパワーアップしている。ちゃんと日本語ローカライズ版も配信して欲しいな。

热血街霸3D

デフォルメされた3Dキャラで戦うベルトアクション。学校の転入生として学内にいる様々なチームと戦い学校制覇を目指していく。濃いキャラのストーリーも楽しめるみたいだが例によって中国語がわからないのでその点は感想を述べられない。とにかく3Dキャラがよく動くし1戦闘で4つ配置できる必殺技が派手で爽快。中国だとベルトアクションが人気なためか日本以上にこの系統でしっかり作られているゲームが多い。相対パッドだけど、最初は普通に動き、横なら横に押し続けるとダッシュになる。これが実にスマホにマッチしていて、敵が近くにいて細かい操作が必要な時は普通に攻撃して敵がおらず前方に進みたい場合は勝手にダッシュするという便利仕様。ただ、自キャラ(たぶんガチャ)で明らかにストリートファイターのチュンリーを模倣したキャラが気になる。必殺技もモーションもそっくりだし。ちなみに街霸は日本語でストリートファイターらしい。この著作権のゆるいパロディはやはり中国クオリティか。

赤壁-三分天下

三国志を舞台にしたヒーローチャージ系RPG。3Dで作られており質も高い。戦闘開始前は各ステージに合わせたムービーがあったり、戦闘場面では1キャラにつき、複数の兵士も一緒に登場して一緒に攻撃したりと他のヒロチャ系RPGと差別化しようとの試みが散見される。戦闘開始前に味方の陣形を決めるが陣形以外に攻め方を決めれる点が興味深い。例えば弓を後方に配置して騎士で守りながら弓攻撃みたいなゲームは結構見るのだけど、敵がいない前方からスタートさせ敵の後方に周り後ろから追撃なんて手段も取れる。そのためか最大5人パーティーなのに陣形配置場所が3×3ではなく横に長い3×7マスになっている。手薄な所から隙を突いていくゲームと言える。

卫子夫

中国の人気ドラマのゲームアプリ化。宮仕えから皇后になるまでを体験する乙女ゲーム。序盤をプレイした限りでは会話文が非常に多く、宮中の恋愛や謀略が詳細に伝えられていると思われる。戦闘部分はヒーローチャージ系。中国語が読めない故に楽しめなかったが、これしっかり作りこまれているので人気が出そう。

魔天记(忘语授权)

  • 日本でのプレイ:Androidは公式でダウンロード可能。iOSは公式で脱獄版がダウンロード可能。
  • 公式サイト
  • iTunes

オリジナル小説が原作のゲーム。当サイトでレビューしている天下HDと同会社が開発。自分下、敵上で術を飛ばしあう。術は左・中・上を飛び交い敵の術とぶつかると術同士の勝負になる。敵の術を貫通させて敵を攻撃していく。術の他にプレイヤーが特定の条件化で使えるようになる奥義があり、術で術や敵バリアの貫通を狙い奥義を放ったり、敵の奥義に奥義をぶつけて相殺したりする。火・水・木の属性があったりと典型的なソシャゲなのだがゲームシステムが独特で新感覚なのでプレイしていて楽しい。ただ、男性の中国語フルボイスが私には合わなかった。

妖刀斩

  • 日本でのプレイ:Android版は公式サイトでダウンロード可能
  • 公式サイト

現在、ベータ版の公開。日本ではファンタジードライブの配信を控えたrekooの新作。横スクロールベルトアクション。私の場合テンセントのベルトアクションに慣れているのでちょっと操作が安定していない気がする。崩壊学園よりは操作性いいよ。敵がわんさか出てヒット数も多いので、無双シリーズばりに沢山の敵をばったばったと倒す爽快感がある。

まとめ

週まとめは自分が後から振り返りたいそれなりの楽しさがあるゲームをまとめているのに対して、月まとめは見るべきところがあると思ったゲームのみを紹介している。ここの視聴者想定はむしろゲーム開発者だ。中国に進出する際の市場分析や、逆に面白そうと思ったゲームはローカライズされる前にシステムを参考にする事などを考慮する際の資料として利用して欲しい。特に今月紹介した中でWorld2は目を見張るほどの独創性と面白さがあるし、「魔天记」のシステムは独特で面白い。また、中国ではベルトスクロールアクションがスマホゲームでは人気になっているがゆえに産まれた「热血街霸3D」。この3つは知っていても損はないゲームだ。

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