巨神ゴーグ

作品概要

1984年に放送されたテレビアニメーション。本作は『機動戦士ガンダム』の安彦良和氏が原作、キャラクターデザイン、作画監督、そして監督をも務めた、氏の代表作。猛烈な密度で構築されたストーリーと映像は、当時のテレビシリーズとしては傑出した完成度を誇る。南太平洋の孤島を舞台に少年と物言わぬ巨大ロボットとの友情と絆の物語は、今なお視聴者に新鮮な感動を与えてくれる、ロボットアニメの枠を越えた傑作だ。

ストーリー

少年「田神悠宇」は亡き父が調査していた秘密の島「オウストラル島」の謎を解き明かすべく、父の友人「ドクター・ウェイブ」とその娘「ドリス」、そしてウェイブの友人だという「船長」と共に冒険の旅に出発する。島の秘密を独占しようとする国際複合企業やギャング団からの襲撃を受けつつも、なんとか島に降り立った悠宇たちだったが、そこには謎の怪獣が待ち受けていた！　だが、窮地に陥る悠宇たちを守るべく青い巨人「ゴーグ」が現れる。遙かな時を超えた少年と巨人の出会いにより、いま物語が動き出す……。