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医薬品概論

医薬品の種類

●医薬品には、医師が処方箋を出して薬局で調剤される医療用医薬品と、ドラッグストアなどで一般の生活者が自分で選択し購入して使用する一般用医薬品がある。

医薬品とは何か?

●医薬品は、人の疾病・治療もしくは予防に使用されること、または人の身体の構造・機能に影響をおよぼすことを目的とするものである。
●医薬品の役割は、効能効果、用法用量、副作用などの必要な情報が適切に伝達されることを通じて、購入者が適切に使用されることで発揮される。
●医薬品が人体におよぼす作用のうち、期待される有益な効果を「薬効」という。
●人体に対して使用されない医薬品についても人の健康に影響を与える可能性がある。
●一般用医薬品は、一般の生活者が自ら選択し、使用するものであるが、添付文書等の内容を見ただけでは、効能効果や副作用等について正しく理解できないこともある。
●医薬品は市販後にも医学・薬学等の新たな知見等に基づき有効性、安全性等の確認がされ、リスク区分等の見直し等が行われている。
●医薬品は、高い水準で均一な品質が保証されていなければならず、健康被害発生の有無にかかわらず、異物等の混入、変質等があってはならない旨が定められている。

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