僕だけがいない街
ジャンル
ミステリー、サスペンスアニメーション制作
A-1 Pictures放送期間
2016年1月~月話数
キャスト
藤沼 悟(CV.満島真之介(29歳)、土屋太鳳(10歳))雛月 加代(CV.悠木碧)
片桐 愛梨(CV.赤﨑千夏)
藤沼 佐知子(CV.高山みなみ)
白鳥 潤(CV.水島大宙)
小林 賢也(CV.大地葉)
他.
主題歌
▼OP- Re:Re:/歌:ASIAN KUNG-FU GENERATION
- それは小さな光のような/歌:さユり
評価
ストーリー | グラフィック | サウンド | 総合点 |
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\こんな人にオススメ!/
\どんなアニメ(´・ω・`)?/
あらすじ
感想・考察(以降ネタバレ注意)
【第1話 走馬燈】『日々心によぎる、あの時こうしていればという言葉。でもそれは、後悔という切実な形を取ることもなく、浮かんでは消えていく言い訳の言葉だ。俺は自分の心に踏み込むのが怖い。』
そんな心情で日々を過ごす悟は売れない漫画家であり、ピザの配達員でもあった。
バイクでピザの配達に向かう悟。そこで突然青く光る蝶々が飛んでいるのが見えた。するとその瞬間、ほんの数秒前にタイムリープした。
悟「...間違いない、またあれだ。どこだ?どこかに違和感が...」
また、ということは、もう何度か過去にあったってことか。違和感ってなんだ???
悟が周りを見渡していると、対向車であるトラックのおじさんが心臓発作で意識を失っているのが見えた。向かう先は横断歩道を渡ろうとしている小学生...このままでは子供が轢かれてしまう! 悟はすぐさまUターンし、トラックの真隣についた。トラックのハンドルをきってギリギリのところで回避させた。だが、代わりに悟の後ろ走っていた車に悟は轢かれてしまった。...え、なに、初っ端から主人公死んじゃうの?wwwww
走馬燈まで見えていた悟だが、意識を失って2日経ったところで意識を取り戻した。死んでなかった。お見舞いにバイト先が一緒の高校生、愛梨が来ていた。たいして仲良いわけでもないのに何故だ? 悟に対して他人に心を開かなそうだという印象を受けていたが、たまたま事故現場の終始を見て見直したという。その後、少し雑談。
悟「なぁ、人に夢とか話しちまってさ、実現しなかったらどうしようとか思わない?」
愛梨「別に恥ずかしいとか思わない。言葉ってさ、口に出して言ってるうちにホントになる気がする。」
少し考えさせられた。私もよく目標とか夢とか公言しちゃうけど、その通りになんないこと多いから周りも信じなくなってきてるし。だから愛梨さん、かっけぇっす。
悟はあの現象を『リバイバル』と呼んでいる。大体1分か~5分くらい前に戻って同じ光景を見る。それは決まって何か悪いことが起こる直前。まるで誰かに「お前が防げ」と強制されているようだった。
外傷がほとんどなかった悟は自分の住んでいるアパートに帰った。すると北海道に住んでいるはずの母がいた。タラコ唇だけど若いな...って思ったら52歳とか見えねぇwwwww 息子が事故ったと聞いてやってきたのに、病院で寝ててつまんないから家来ちゃったって何て酷いwwwww もう少し心配しよーよwwwww
テレビで行方不明の子供のニュースが流れた。
悟は幼い頃にクラスメートが2人いなくなった事件を思い出す。事件から半年後、連続誘拐殺人犯として捕まったのは、白鳥潤(別名ユウキ)と呼ばれる二十歳くらいのお兄さん、よく一緒に遊んでくれていた人だった。わー、これはトラウマになるやつですわ。
母と2人で夕飯の買い出しに行く悟。そこでまた青い蝶々を見付け、リバイバルが始まった。しかし、今回は何が起こるか全く予想できなかった。
悟「母さん、周りを見てくれないか? 何かさ、ちょっと変な感じがしないか?」
母「何言ってんの、あんた。...そういやあんた、昔も同じこと言ったときがあったね。あん時はボヤ騒ぎ。」
そう言って周りを見てくれるおかん優しす。普通なら「何バカなこと言ってんの?」で終わるだろうに。母は自分の事を見ている男に気付く。その男は帽子にサングラス、小さい女の子と手を繋いでいた。...誘拐??? 男は車に乗って去っていったが、女の子は置き去りだった。あれ、何で置き去り??? 母が男に気付いたってことを気付いたからか? 母は男の車のナンバーだけこっそり写メって控え、悟には何も言わなかった。置き去りにされた女の子どうなんのwwwww
悟は書店でユウキさんの事件ことについて改めて調べてみた。被害者は18年前の誘拐事件でいなくなったクラスメートの1人、雛月加代。いつも1人で公園にいた。友達ってわけじゃなかったけど、あれが雛月を見た最後の姿だった。あの時一緒に帰ろうと言っていれば加代は無事だったはずだ。そう思った当時の悟は後悔し、自分のせいだと責め続けた。...ということを思い出した。
その頃、母はリバイバルの時のことを考えていた。
母「("わ"ナンバーはレンタカー。あれは間違いなく誘拐だ。私を見て連れ去るのをやめた? あいつは私を知ってた。あの目の男を私は知ってる。喉まで出かかってるのに。どこで?いつ? ...思い出した、あの目の男が誰かを。犯人...本当に白鳥君じゃないのかも。)」
夫か元彼か何かか? 『本当に』ってことはあれか、悟はユウキさんはやっていないと主張していたのか。なのに冤罪で捕まって...。
母「(悟に話さなくちゃ。)」
悟の帰りを待つ母だったが、家に入ってきたのは”あの目の男”だった。母は包丁で刺され、1話目にして死亡。...えぇ!?!?
悟が自分のアパートに着き、階段を上る際に”あの目の男”とすれ違うが、悟には手を出さなかった。何も知らない悟が自宅に戻ると母の姿を見て驚愕した。目の前の光景を受け入れられず混乱していると、最悪のタイミングでアパートの住民がその現場に遭遇。悟が第一に疑われ、警察を呼ばれる。
悟「(...違う、俺じゃないのに。)」
そう思い、咄嗟にその場から逃げ出した。ますます疑われるじゃねーかwwwwwが、ここでやっぱりリバイバル。
リバイバルしたのは昭和63年、悟が小学生の時だった。
【第2話 掌】
18年前にリバイバルし、姿も小学生に戻った悟。母が生きている時代。悟は未来を変えるため、母を殺させないため、この時代にタイムリープしたと悟る。
悟が学校に登校すると、近い未来殺される雛月加代の姿があった。加代ちゃんカワエエ...(*´ω`*) 彼女の太腿には大きな打撲傷が。それを見付けた悟は加代の存在が気になっていた。
悟のイツメン、ヒロミ、カズ、ケンヤ、。彼らは悟が加代をずっと見ていたことを『好きだから』と勘違いし、加代本人に伝えてしまった。
加代「バカなの?」
そりゃそうですよね、まともに話したこともないですもの。
悟「あ、あのさ、友達になれないかなって思って。帰る方向も一緒だしさ。」
加代「私なんかのどこを見てそんなこと言ってるの? でも何か少し分かる。藤沼ってさ、私と一緒で偽者だから。」
...加代さん、何が言いたいんでしょう? 自分のやりたいこと素直にやれずに人と合わせてる...って意味かな?
加代「母親って大事なもの?」
勿論!と言わんばかりに「うん!」と答えると、加代はその場から立ち去ろうとした。
悟「待ってよ! お前と友達になりたいんだ!」
加代「じゃあ私のために人を殺せる?」
加代さんが病んでいる。殺したい相手がいるのか...
悟は加代が失踪したのがいつだったかを考え始める。
いつもと違う雰囲気を醸し出す悟に、ケンヤは違和感を覚えていた。だが、触れてはいけないことだと思ったのだろうか、核心に触れては来なかった。大人びた小学生だ...
ケンヤ「文集読んだ? 意外と面白いからさ、今度読んでみなよ。」
ケンヤの言葉を『雛月の作文を読め』と受け取った悟。
雛月の作文にはこう書いてあった。
『今よりもっと大きくなって、一人でどこへでも行けるようになったら遠い国に行ってみたい。遠い島に行ってみたい。誰もいない島に行ってみたい。辛いことも悲しいこともない島に行ってみたい。島には大人も子供もクラスメートも先生もお母さんもいない。その島で私は登りたいときに木に登り、泳ぎたいときに海で泳ぎ、眠りたいときに眠る。その島で私は私だけがいなくなった街のことを考える。子供はいつものように学校に行く。大人はいつものように会社に行く。お母さんはいつものようにご飯を食べる。私は私だけがいない街のことを考えると気持ちが軽くなる。遠く遠くへ行きたい。』
...どんな育ち方したらこんな作文が書けるんだ。闇抱えすぎだろ。
悟はこれを加代のSOSだと察し、この問題を解決して未来を変えようと決意した。
もうすぐ悟の誕生日だ。イツメン+加代を誘って誕生日パーティーを開くことにする。
放課後、いつも加代が1人でいた公園へ向かう。それが『母親から虐待を受けて家に帰りたくなかったから』だと、リバイバルした悟は理解した。