攻略記事

グラディウスⅢ(アーケード)

毎度の訪問、ありがとうございます!

このたび『はなうたBGM』の引っ越しをする事になりましたので、下記の興味のある方は下記のURLからどうぞ。

https://sueism777.com/memories-retro-game/sincere-thanks/

・思い出のレトロゲームに進む

なお、行き先では『思い出のレトロゲーム』というタイトルになります。

再稼働を開始したばかりなので空白だらけですが、どーにかこーにか頑張ります。

なお、上記URLの本テーマはゲームとは異なり、『思い出のレトロゲーム』はそのテーマの中に存在する一つのカテゴリという扱いですので混同ないよう願います。

思い出

『人気』という表現では留まらない大人気シリーズの『グラディウス』三作目ですね。まぁ、途中に派生のサラマンダーなんかも挟まっていますが、私の中ではアレは全くの別物という扱いですので個人的に完全な三作目という枠で。
 そろそろ3D技術が本格始動仕様とする直前という頃の作品だけあって、ドットによる表現も随分と進歩した画像が非常に印象的です。
 グラディウスシリーズの魅力はズバリ言って絶妙な難易度…でしょうか。ステージ1から決して簡単とは言えない難易度ですが、だからと言って初心者は攻略不可…というわけでもない、といった加減が非常に好きなんですね。
 また、ステージ毎の全く異なる世界観が毎度のグラディウスならではの仕上がりで、それでいて毎度お馴染みな背景でもあるところがファンとして変な安心感を覚えるところでもあります。とりわけ『火山』『モアイ』『触手』『高速』『要塞』あたりは常連背景でしょうか。…あ、それと『穴掘り』。素敵です。
 そんなグラディウスⅢとの出会いはとある旅館でしたね。高校入学だか中学卒業だかの卒業記念で家族旅行に連れて行かれた先で発見した次第です。
 旅館の一角に存在したゲームコーナーで気付いたわけですが、多くはオマケ程度に備える旅館のゲームコーナーとは異なるソコは、そこらの中規模ゲームセンターと何ら変わらない充実したラインナップが印象的でした。きっとオーナーはターゲット層を間違っていたのでしょう。そう言ってしまえるくらいに若者向けのタイトル揃いだったのです。
 それだけの規模を誇るとは知らず、風呂やら食事やらくつろぎに時間を費やしてしまった私は(それが普通…)思考を切り替え僅かばかりの100円玉を握りしめ、閉店間近のビックバイパーに登場するのでした。アーケードで初の、そして最後のグラディウスⅢの世界への悪夢の旅に………。

 つづく

はなうたBGM

 グラディウスⅢに限らず、シリーズのゲームサウンドって凄く良いんですよね。…てか、コナミの出すゲームサウンドが全体的に良いっていうのが手っ取り早い感想です。私の中のサウンド代表、ナムコさんが危機感を覚えるくらいなんです。
 まぁ、そういった事もあって、

 こんなものも買ってしまったりして…。とある理由で原稿用紙とにらめっこしていた頃は、このゲームサウンドを流して延々と時間を費やしたものです。まあ、原稿用紙に目を配る事に夢中になり過ぎていて、肝心のサウンドがほとんど耳に入ってこなかったのがタマにキズなのですが…。でもまあ、それだけ作業と音楽が同化していたという事なんでしょうね。だって、耳障りな曲だとそればかりが気になってしまって作業どころではなくなってしまいますからね。
 ところで、さすがにというか、やはりというか、実際の音源を取り入れる事を可能として謳われたスーパーファミコンでしたが、さすがにその限界はまだまだ浅かったわけで、私がグラディウスⅢをクリアしたのはスーパーファミコン版でしたが、ロムカセットとCDの音楽を聴き比べると全くの別物でしたね。比べる方がどうかしているという話かもしれませんが…。
 それにしても聞いていて飽きないサウンド。これだけ音楽が好きでも『音楽の勉強』には全く興味が無い自分が非常に悔やまれます。こういった文面で専門用語なんかを織り込みながら書き進めればカッコイイんでしょうが、…まぁ、期待しないで下さい。こんな自分が好きなんです(悔しいっ!)

初プレイ、その悪夢…

 ゲームコーナー閉店まで残り一時間を切った時点で初プレイ!
 難易度が低いのかそうでもないのか、初プレイとは思えないスムーズ加減で私はサクッと1面をクリア、…続いて2面もクリア。
 そんな感じで迎えたステージ3。
 グラディウスの世界観で無くてはならない火山ステージらしき場所。ここまで来ると敵の攻撃も初心者にはシビアなものとなり、それでもどーにかこーにか難所突破に成功。BGMが変化し、いよいよボスかと思いきや、画面全体を覆ってきたのは『山』そのもの。なるほど、これまたグラディウス名物の『掘り掘りタイム(ショットで壁を削り進む。なお、勝手に命名)』ですな。
 今回の掘り掘りタイムは単純に穴を開ければ良いというものでもないらしく、削った土からショットの貫通を妨げる岩が出現する模様。しかも、岩の露出が多くなると上から落下してしまい、削った穴の進行方向を塞いでしまうというオマケ付き。ムムムッ、卑怯なりコナミ制作者! でも、負けないもん。
 そんな強い意志で山の中を突き進む我がビックバイパー。掘って掘って進んで、岩で狭くなった空間をどうにか潜って進んでまたも掘って掘って…。ああ、オプション4つのレーザー装備を維持できてヨカッタヨカッタ。…バリアは相変わらず役立たずだったけど。
 …で、掘って掘って、進んで進んで、掘って掘って、進んで進んで…。
 以下は私の心境。

『……………???』

 …長くない? かれこれ5分は突き進んでいるんですけど…???

 掘って掘って、進んで進んで、掘って掘って、進んで進んで…。

『…あ、店員さんがゲームのスイッチ落とし始めた…』

 掘って掘って、進んで進んで、掘って掘って、進んで進んで…。

『…これって…バグ? ………???』

 掘って掘って、進んで進んで、掘って掘って、進んで進んで…。

『…あ、店内有線が『蛍の光』に…。…てか、旅館内で閉店メロディを聞くなんて夢にも思わなかったなぁ…』

 掘って掘って、進んで進んで、掘って掘って、進んで進んで…。

『いやいやいやっ! おっかしいでしょう!? 絶対20分は掘り続けてるって!!』

 掘って掘って、進んで進んで、掘って掘って、進んで進んで…。

『…あ、『蛍の光』…、終わっちゃった…。』

 掘って掘って、進んで進んで、掘って掘って、進んで進んで、掘って掘って、進んで進んで、掘って掘って、進んで進んで、掘って掘って、進んで進んで、掘って掘って、進んで進んで、掘って掘って、進んで進んで…。

 そしてゲームコーナー内のスポットが所々消え始め、最後にはグラディウスⅢの並ぶゲーム列のみが点いている状態に…。こ…これはこれで恥ずかしいぞ! 昔、大型スーパーマーケットで『ポケットザウルス』プレイしていたら、いつの間にか閉店時間を過ぎていて、店員にも気付かれずそのまま店舗全体施錠。やがて巡回に来た警備員に発見されて従業員入口から解放された『あの日のトラウマ』が記憶に蘇る…。
 やばい。当時は小学生だったからうろたえる事で優しく接されたが、今はどうだ、妙な気まずさがこの胸いっぱいに溢れだしてしまっている…! どうする? 席を立つか? でも、ここまで掘りまくってボスの姿を拝めないなんて…。いや…でも…。
 横目で見ると、向こう側の明かりの下に3人ばかりのスタッフの姿が…。

『おい、あのガキ気付いてねぇよ』
『ひっぱたいてやるか?』
 …絶対そんな会話していない。していないけど、なんかそんな会話しているような気がするし、私だったらそう言っている!
  ここまでくると穴掘り作業も慣れたもので、操作しつつ暗くなったゲームコーナー内を見渡す事も可能に。
 そして奴ら3人と目が合った。…じゃんけんしてる! 絶対『誰が止めさせるのか』を決めている!
 決着は横目で見たところ、2回で着いたらしい。笑う二人と大袈裟に頭を抱える一人。私ってそんなにやばく見えるのかな? なんていう思いを知る由も無く、じゃんけんで負けたらしい一人がおずおずと暗くなったゲームコーナーを歩き、私に迫ってくる。
 …やがて…。
店員:『あの、…宜しいでしょうか?(恐る恐る)』
私:『はい?(キリッ!)』
ゲーム内:『ドォォォーン…』
二人:『あ…(汗)』
店員:『…こちら、ゲームコーナーは10時をもちまして終了しましたけど…(極めて紳士的)』
私:『そんな気がしてました…(極めて混乱。言い回しが明らかにおかしい)』
 この言葉の言い回しに、我ながら甚大な疑問を思ったのを最後に、その後のやり取りは不明確となり、記憶はあいまいなものになりました。…それでゲームコーナー退出際、何故かスタッフの一人からヤクルトを貰った。…? 何ででしょうね??
 会話のどこかに『次の日も10時からオープンしますので』と告げられたのだが、あいにく私たち家族は9時にチェックアウトしました。

 とある旅行が一生の思い出に…。コナミさん? あの旅館? どっちでもいいけどありがとう。…でも、強制スクロールの同じ場面のひたすらループって…。結構、酷でしたよ。


 問題の場面。私も山への突入時はこのくらいの幅を維持しましたが、時間経過に伴って狭く狭く…。

おまけ:グラディウスアレコレ装備

 グラディウスシリーズの面白さの一つは、何と言っても自機の装備をチョイスできるところですよね? …ね?
 まぁ、シリーズ初のⅠに装備セレクトが無いのは仕方ないとして、Ⅱ以降のセレクトは毎回楽しみなんですよね。
 ちなみに私が好む装備はスプレッドボムとレーザーの組み合わせですね。ミサイル系は場面場面で長所短所が剥き出しになりますが、まあ、見た目重視という事が大きな理由です(無能)。また、レーザーは…やっぱ見た目重視で一直線の『ピー…ッ』ってヤツ(やっぱ無能)。
 そうそう、話別ですが、Ⅲに登場するツインレーザー、なんだかファミコン版初代グラディウスを思い出しますよね。…威力ないけど。
 …このコーナー、必要ありませんでしたね。

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