ロマサガ2攻略記事

若き皇太子・ジェラールの一生からロマサガ2を知る

開始直後は最後尾から補助的な役割で戦う

 いきなり洞窟内からスタートしますが、敵は弱いので苦戦することはないでしょう。ただ、スライム状の敵は物理攻撃だとなかなか倒せないので、レオンの『ライトボール』を使うほうが効率的です。もし余裕があるなら「利かない物理攻撃を延々と続け、閃きを待つ」という手も使えます。このあたりはHPに余裕があるかで判断しましょう。ジェラールは初期装備の剣を使ってレベルを上げても後にレオンのレベルが上書きされるので、使う意味はあまりありません。味方のピンチを救えるように、傷薬を装備させてサポートメインにしておくのがオススメです。


アバロン帰還後は次の戦いへの備えを行う

 洞窟内で戦闘を行い、外に出るとアバロンへの帰還となります。消費した傷薬は城の二階北東にある倉庫で補充し、自室のベッドで寝ておくのも忘れないように。
 また、城の一階東側にある部屋の宮廷魔術士(女性)に話しかけると『ファイアーボール』を教えてもらえるので、ぜひ覚えておきましょう。これでスライムが大量に出てきても大丈夫(笑)

後に欠員が出て、誰かを補充する必要があります。このゲームは使わない攻撃は弱いままとなるので、バランスの観点からは魔法系を加えるのがいいでしょう。女性は攻撃の火、男性は回復の水を得意としています。

兄の死と七英雄との対決で物語は本編へ

 ウォッチマンとかいう怪しいウサギの討伐を終えてアバロンに戻ると、都に異変が起きます。武勇の誉れ高き兄ヴィクトールが敗北し、息を引き取る場面に遭遇してしまうのです。その犯人は伝説の七英雄のうちの一人・クジンシーだということですが、レオンは対決を決意します。クジンシーが支配するソーモンの街へと進撃することになりますが、その前に寝ておくのを忘れずに。

さんざんネタにされたせいか、極めてシリアスなシーンなのについ笑ってしまうヴィクトールの死。ちなみに『流し斬り』はWP消費7というなかなかの大技です。

クジンシーよりミミックのほうがはるかに危険(笑)

 ソーモンの街には北西にクジンシーがいる館があるのですが、館の内部にはいくつかの宝箱があります。中にはミミックが出てくるものもあり、これがこの段階で戦う相手としてはなかなかに強敵です。撃破すれば宝箱は空きっぱなしになるものの、外に出たり別の階に移動して戻ってくればまた復活します。もう二度と開けるものかよと思いたくなる強さですが、実力が上がればいい稼ぎ相手になるので、じっくりプレイするつもりの方は鍛錬の相手になってもらいましょう。
 なおクジンシー戦は敗北イベントなのでたどり着けさえすればOKですが、この戦いでレオンは戦死します。レオン死後のことを考えれば早めに新メンバーを入れて一緒に鍛えるほうがいいので、名残惜しくとも早々に突撃したほうが楽になります。

クジンシー戦後は次代の皇帝を選択。今回はジェラールだけですが、以降は基本4人から一人を選びます。なかなか望みの職が出てこないことも……

新メンバーを加えてクジンシーを討つ!

 皇帝継承後はアバロンに攻めてきた敵との戦いになります。レオンが抜けた穴を補充する必要がありますが、この段階ではフリーファイターは仲間に入ってくれません。どうしても彼らを使いたい場合は4人で戦い、撃退イベントを達成しましょう。ただし得意な武器が男性は大剣、女性は剣なのでジェラールや(生存中なら)ジェイムズとモロかぶりです。4人だとインペリアルクロスを使えないことも含め、誰かを補充してしまうほうが効率的だと思います。

新メンバーは初期状態だとやや弱いので、クジンシーとの決戦に向け強化しておきましょう。敵を行動不能にできるスタンの効果がある技を、非力でダメージ源になりにくいが素早く攻撃も外しにくい猟兵に使わせると有効です。

クジンシー撃破後も皇帝としての仕事は続く

 レオンが命を賭けて習得した『ソウルスティール』の見切りがあれば、クジンシーは大した敵ではないはずです。注意点は縦一列を攻撃してくる技を使うこともあるので、それを出されると全員が攻撃を受けるフリーファイトの陣形は避けたほうが無難なことくらいでしょうか。この戦いに勝利すると少し時間が進み、白いツナギで囚人のような貧相な格好だったジェラールも黄金の鎧を身に着け、いかにもレオンの後継者という感じへと変わります。

ついに父と兄の仇討ちに成功。これでソーモンの街は開放され、店も使えるようになります。拾っていないなら『ロングスピア』を購入し『足払い』を覚えましょう。この技は「地面に足をつけていると思われる」敵の縦一列を行動不能にできる優れもので、一部の中ボスにすら有効です。同じ効果の技はありますが、範囲の点で似たスタン技より使いやすいのもポイントですね。

新皇帝、世界統一に向けて動き始める

 クジンシー撃破後は、まず周辺地域の安定化に努めます。南にある村がモンスターに襲われている問題と、運河に要塞を作り傍若無人の振る舞いをする輩の問題が発生するので、これらを解決していきましょう。
 難易度的にはおそらく運河より村のほうが楽なので、こちらから進めるのが王道でしょうか。このクエストでは打撃攻撃を無効化するスライムを、打撃しか使えない格闘家の代わりに退治するというものです。スライムは横一列を攻撃する電撃が主力攻撃なので、陣形はフリーファイトにしておくのがオススメです。ちなみにスライムを倒し、さらに気を利かせて奥にいるボスまで倒すと格闘家に逆恨みされ、襲い掛かってくる上に仲間にするチャンスがなくなるという、昔のゲームならではの鬼畜仕様なので勇み足には注意したいところです(笑)


盗賊の力を借りて運河を攻略

 次に取り掛かるのは運河を不当に占拠する輩の問題です。運河にある酒場に情報屋のような者がいますが、この男を使う方法は難易度が上がるのでオススメはできません。ここで「腕のいい盗賊がいれば……」というような会話を引き出したらアバロンへ戻りましょう。
 アバロンでは近頃、夜中に盗賊が出るという騒ぎが起きています。自室のベッドに入って夜にし、街の西側にある店の暖炉から屋根に出るとその盗賊と邂逅することが可能です。ここでモンスターに襲われてしまう盗賊を見捨てることもできますが、それをすれば盗賊を仲間にすることも運河を楽に攻略することも不可能となってしまいます。事前にセーブしていない限りやり直しはできないので、選択肢には注意しましょう。
 ちなみに盗賊の協力を得られた場合、意図的に道を誤らない限り要塞内でザコ敵と戦うことがなく、宝箱を回収した上でボスとだけ戦えます。断然、ラクですね。


想いを次代に託し、ジェラール帝の話は完結へ

 このタイミングで必ずというわけではありませんが、一人の皇帝がいくつかのイベントを達成すると年代が進み、強制的に次の皇帝を選ぶ作業が行われます。私の場合はここでそれが発生したので、ジェラール帝のお話はこれにて完結となります。
 次代の皇帝候補にはその段階で仲間にできる職から選ばれ、初期の帝国兵士と一部の特殊キャラ以外はみな新たな陣形を覚えることができます。そのため、新皇帝はなるべく新たに加わった勢力から選びましょう。この場合だと格闘家もしくはシティシーフがそれに該当しますが、どうしても気に食わなければとりあえず陣形だけ習得して皇帝が単身で突撃、戦死して次の皇帝へ……という手段も可能ではあります。さすがに虚しいやり方ですけどね。

各武器のレベルの合計が高いほどWPも増えるので、次代の皇帝には使っていなかったものを得意とする皇帝を選んで底上げしていくと強化につながります。


 さて、今回はこれまでとなります。ここでの例に漏れず、今後に発生するイベントも選択肢を誤ったり、イベント中に全滅した場合は失敗となってしまい、イベントに関った国や種族が滅亡して仲間にならなくなります。『新しい場所へ行く前と、新しい街に入ったらまずセーブ』を心がけておくと、失敗して最初から……ということはなくなるかもしれません。
 今後も時間が取れたら以降のプレイレポートも上げていこうと考えていますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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