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推定年齢1万歳以上のおばあちゃんと恋愛する異色アドベンチャー「純愛ババア学園~転校生は100万歳~」の感想・レビュー

推定年齢1万歳以上のおばあちゃんと恋愛する異色アドベンチャー「純愛ババア学園~転校生は100万歳~」のレビューです。面白いスマホゲームを探している場合の参考にしてください。

純愛ババア学園~転校生は100万歳~とは

かつてハトと恋愛する乙女ゲーム「はーとふる彼氏」やクトゥルフと恋愛するノベルゲーム風動画「クトゥルフ神話で学園恋愛ADVを作ってみた」など、恋愛対象者にインパクトを持たせた恋愛ゲームが存在していました。純愛ババア学園はこの流れを組みおばあちゃんと恋愛する異色の恋愛ノベルアドベンチャーゲームです。開発はHAMON(夫婦で開発しているグループ)です。なお、前作として「100万歳のババア」を配信しています。こちらはババアを主人公にしたミニゲームアプリですね。今作とは全くゲーム性が異なるアプリです。

プロモーションビデオ

純愛ババア学園~転校生は100万歳~のレビュー

ババアと恋愛しろ!

純愛ババア学園は美婆女と恋愛をします。舞台となる地球では何故かヒロインが1万歳とか100万歳とか普通に生きている世界。そして何故か高校生活を送っています。プレイヤーは彼女らと話し、好感度を上げ、親密になっていきます。文字通り登場ヒロインは婆、そしてヒロインの声は全員ロリータボイス、ハスキーボイスなどタイプが違うがどう聞いても10代から20代にしか聞こえません。文字通りギャップを楽しむゲームです。

ババアの可愛さ?を無駄に3Dで表現

おそらく、一番大きなインパクトは動く事です。近年は立ち絵キャラがアニメーションするノベルゲームも目立っています。が、それなりの手間がかかる2Dや個人開発では難易度が高い3Dキャラでしか実現できない事もあり「ネタゲー」的な扱いのゲームではそれほど存在するわけではありません。そこを、わざわざ3Dポリゴンを用意して動きをつけています。その動きはとてもキモく…ゲホンゲホン。とても可愛らしく表現してあります。見るものを圧倒させるでしょう。モーションも無駄に100以上あります。キモさの肝になっている部分は間違いなくこの3D描写ですので、プレイしてみるとわかりますが画像以上にインパクトがあります。

オ-ソドックスさが逆に光るシステム

純愛ババア学園は最大5で30分に1回復するハートを使用して1話を読んでいくノベルゲームです。おまけモードとしては今まで見たババアとの想い出を楽しめる回想モード、いろいろな角度からババアを撮影できるカメラモードがあります。ショップを見ると1人の好感度を20%上げるほれ薬なんてアイテむもあります。課金通過であるババア石を使うとグラビアフィギアがゲットできるガチャができます。特に「いろいろな角度からババアを撮影できる」、3Dゆえの演出だから可能な事ですが、他の恋愛アプリにない無駄に豪華な機能。そして、誰と結ばれるかマルチエンディング機能

▲選択肢で好感度が上昇したり下降したりします。

登場人物紹介

  • 白鳥千代(シラトリチヨ)

転校生であり、おそらくメインヒロイン。

  • 西園寺小百合 (サイオンジコユリ)

主人公の妹的存在。お兄ちゃんと呼んで慕ってくる。というよりお前主人公より年上だろ!!!最初から好感度がめちゃくちゃ高いお手軽攻略キャラ

  • 伊集院万理(イジュウインマリ)

生徒会長で学校で一番の天才。クールを気取っている。ある意味一番、ババアらしい性格をしている。好感度0から始まる強敵。彼女を攻略するのは一番難しそう。

  • ババダック☆ミドリ

BBA48の現センター。こんなのが他に47人もいるのか……。こいつだけ、スカウターはめてたりパロディの満載。いつも何言ってるかわからないので選択肢には苦労する。配信前情報時点でこいつ人間じゃないだろと突っ込み満載だったが、本当に人間じゃなかった。

ゲームは地味

この純愛ババア学園の特徴は普通の学園恋愛アドベンチャーでヒロインがおばあちゃんとギャップを楽しむゲームです。ただし、あくまで私の所感ですが、文章そのものは典型的な普通の学園恋愛物の平凡な内容であり感動・感嘆・悲観全ての内容も優れているわけではありません。そのため、特にノベルゲームをよくプレイする人ほど飽きるのが早いのではないでしょうか?発想は良くPVで注目を集めただけに少し勿体無いです。

そういえば

主人公の年齢も外見も公式発表されていません。もしかして主人公も爺ってオチはないでしょうか。

まとめ

とにかく初見インパクトが非常に強い作品。友人にも紹介したくなります。恋愛部分は非常にオーソドックス。ネタ的にはかなり美味しいゲームです。そういえばハートフル彼氏は擬人化を解き美形男子に変換する要素が有料パッチでした。このゲームも有料でかまわないので「若かりし頃の記憶」みたいな立ち絵変換機能があると面白いですね。

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