攻略記事

ぷよぷよ(アーケード)

思い出

 世界的にヒットしたパズルゲーム『テトリス』に続けとばかりに各メーカーからパズルゲームが続々と市場に入り乱れた時期があり、いわゆる『落ちゲー』という通称名の一つにこのタイトルは誕生しました。
 他のパズルゲームとの決定的な違いはゲーム内容の面白さやストーリー性よりも、個性豊かなキャラクター性に集中している様で、遊んでいるように見えて決して手抜きではないその様々な個性は今なお続く『ぷよぷよシリーズ』の中心核を担っていると表現しても過言ではないでしょう。
 振り返れば数える事が出来た敵味方の総数は今や全くの未知数。画像を探せば新しいものばかりヒットしまくって古い画像を探すのに本当に四苦八苦しましたよ。
 まあ、そのくらいに人気があり、そしてシリーズを連ねるタイトルなんですよね。
 現在も続くぷよぷよシリーズの主人公こそ分からないにしても、当時の主人公はさすがに知っていましたよ。
 その名も『アルル・ナジャ』。ドーンと言い切って実は間違っていたらすいません。心配要素は多分にあっても私はこの記憶に刻まれる名前を調べたりしません。だってこのサイトはあくまで『ゲームにまつわる私の思い出』で構成していますからね。それといちいち調べるのめんどい。だから『アルル・ナジャ』でいいんです。
 さて、ぷよぷよの基本スタイルは2個セットで落ちてくる『ぷよ』を積み重ね、同色の『ぷよ』を縦横いずれかに4個繋げて消すといったシンプルな内容ですが、消えた『ぷよ』の上に別の『ぷよ』が存在した場合それらが落下し、その結果、縦横に4つの『ぷよ』が並んだ場合には再び消す事ができ、これを『連鎖』と呼ぶ事は今では有名というよりも当たり前の話でしょう。慣れればその連鎖を起こすための『ぷよ』配置が可能となり、上級者となると大連鎖によるクリアでなければクリアした気がしないという話も聞いた事がありますね。まあ、私個人は『スケルトン』相手に死闘を繰り広げそうな腕前ですので全く別世界の話なのですが。

 このタイトルの元ネタというか、前作が存在していたようで、この頃の『ぷよぷよ』に登場するキャラクターは『魔道物語』というタイトルから引っ張られているようですね。『魔道物語』の内容は友人が偶然プレイしていた所を30秒足らずの時間ほど横から見ただけでしたので深い内容こそは判りませんでしたが、取り敢えず私が毛嫌いしていたダンジョンRPGっぽい事だけは判りました。それと、『ぷよ』が敵キャラだった事も。

 『魔道物語』と思われる1シーン。そっかぁ、『ぷよ』って敵だったのかぁ。
 当時からキャラクタの可愛さは健在。30秒足らずの拝見でも印象に残るのは『個性』が強いからと言い切れますね。HPの概念が曖昧で、『まだ大丈夫』とか、言葉による表記だった気がします。ある意味リアル。無理すれば『ばたんきゅー』。

 またも大分話が逸れましたが、パズル苦手な私ですが、カワイイキャラを眺めながらのプレイは楽しいものですね。カーバンクル、大好きです。

はなうたBGM

『ぷよぷよ!!クエスト』などで今なお使用されるメイン曲(?)をはじめ、それはたくさんのBGMがありますが、私個人としては対戦時に流れるBGMが大好きですね。『ぷよぷよ』や『ぷよぷよ通』で言えば、カーバンクルが真ん中でふしぎな踊りを披露しているあのステージの事です。なんだか燃える対戦と言うよりはどこぞのテーマパークに流れていそうな雰囲気を持ち合わせる内容ですが、とことんユルイキャラが演出を繰り広げるタイトルならではのマッチングかと思います。夢あるBGM。…でも、その難易度は…。
 当然ながらメインテーマとなるステージBGMも好きですが、5面を越えたあたりからハードさが増してしまい、正直BGMなんて耳に入って来なくなるんですよね。悲しい事ですが。
 記憶では最終面に到達したのは1度きりで、見事な瞬殺を受ける事により私の初代ぷよぷよ歴史は幕を閉じたのでありました。したがってエンディングは未だに知りません。

『ぷよぷよ!!クエスト』…実はやってました。

 唐突ですが正直言うと、パズルゲームが好きと言う訳ではなく、私の『ぷよぷよ』に対するイメージとしてはコミカルな多くのキャラ。これ一つに尽きます。先にも述べた『魔道物語』を知っていれば各シチュエーションのやりとりも把握できたのでしょうが、なにせその流れを知らないもので、単に可愛いキャラたちが訳の分からない流れで何故かパズル勝負になってしまうようにしか見えませんでした。

 …が、

 ソレがいいんですよね。
 深い内容を知らないからこそ純粋にキャラのかわいらしさのみに没頭出来て、おマヌケな内容に笑えるのです。
 もし、私がただでさえ苦手とするダンジョン形式(昔見た感じの勝手な判断)のRPGとしての『魔道物語』をプレイしていたなら、すけとうだらに激しい怒りを覚え、…なんだっけ? ナスみたいなオバケみたいなものに唸りの声を上げまくっていた事でしょう。しかし、それらが無かったのも、きっとぷよぷよの原作をきちんと理解していなかったからと確信する次第です。無知識万歳。

 話は変わり、既にぷよぷよが自分の中でかなり過去の話になった頃、時代の流れかスマートフォンを持つに至りました。
 携帯電話関連でのゲームはまったくする事が無く、それ以前に興味すら無かったのですが、仕事先の設備を一斉交換する機会に当たり、職場には赴くものの3ヶ月ほどほとんど何もする事が無くなる期間が発生したため、そんな合間にアプリゲームを何気なく検索した結果、『ぷよぷよ!!クエスト』との出会いを果たしました。
 自分の知る過去のキャラクターグラフィックは遥かに鮮明さを上昇させ、プレイスタイルは異なるものの、非常にのめり込み易い内容は瞬く間に私の時間潰しの良き材料になりました。
 プレイスタイルは当たり前の完全無課金! これでどこまでキャラクターを揃えられるかが私の楽しみであり、全てでした。
 一日1・2時間でもけっこうな勢いで集まるものだなと思いつつ、アルル筆頭に形成された私のパーティはズンドコとクエストを進行していきましたが、そんな楽しい日々は割と呆気なく終焉を迎えました。
 飽きたワケではありません。プレイした事がある方には判ると思いますが、運営側の『お知らせ』…ですか? そういった内容を配信され、こちらに届くとアラームが『ぱふっ!』っと鳴るんですが、スマートフォン、アプリゲーム内の音量、お知らせ機能のON・OFF関係無しに、なぜか限界音量でその音が出てしまうでした。どう設定してもその音が所構わず鳴るものですから、会議中や運転中、作業中も食事中も当然ながら関係ありません。場面が場面であれば恥ずかしい思いもしますし、何より私自信がビックリするわけです。とりわけ命の危険を感じた場面は静かな運転中。ぼんやりと仕事内容や家で何しよう? なんて考えている場合にあんな音が全開に鳴られてしまうと、『?』ではなく『っ!?』となり、アクセルだろうがブレーキだろうが足に力が込められてしまい、グイーンとペダルが下がっちゃうのです。こりゃ危険だ。ヤメだヤメ。最悪事故に繋がって警察に何て言う? 被害者に何て言う?
『いやぁ~、『ぱふっ!!』って言う音にびっくりしちゃって。いやね、ぷよぷよのね、セガのね、いやいや、運転中だったからゲームしてた訳じゃないんですよ、ほんと、マジで』
 どんなに正当な理由でも真面目に言う自信を持てない内容だってあるワケで、赤面しっ放しの謝罪なんて御免ですからね。
 …まあ、我ながらよくわからない理由なのですが、そういった理由で『ぷよぷよ!!クエスト』は卒業したワケなのです。
 あの頃はスマートフォンのスクリーンショット機能なんて知らなかったからなぁ~。なーんも画像が残ってないや。はは。

 名前は忘れたけど、集めたキャラの1人にこのキャラいましたね。☆6の。なんか特定条件で攻撃力が急上昇した印象があります。プレイ時代の中盤から終盤までの主戦力。
 アルルも持っていましたが、画像を見付けられませんでした。確かクリスマスバージョンみたいな、冬バージョンみたいな印象があり、味方の攻撃力が1.2倍だか1.5倍になる能力を持っていたような…。

 引退直前のイベントキャラ。手を出せばズルズルやり続ける事は明白なので、『ぱふっ!!』の犠牲になる前に削除しました。ああ無念。


 とはいえ、私的にはやっぱりこっちですね。過去と比べて遥かに上昇したグラフィックも魅力的ですが、やっぱりゲームはドットがいいと思うんです。シリーズ化しており、その発足がドット時代のスタートなら尚更です。


 こちらはおまけ。これらのモーションを組み合わせたアニメーションがゲームでの『動き』と言えるんですよね。まあ、ここ最近は動きそのものが廃止傾向にあり、グラフィックを格段に上昇させた立ち絵に定評があるようですが。

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