攻略記事

バルーンファイト(ファミリーコンピューター)

思い出

 空を飛びまわる事でプレイヤーを操作し敵を倒す単純明快なゲームと言えばいいのですかね。
 敵もプレイヤーと同じように空を飛びまわる事でこちらに向かって来ますが、こちらの持つ2つの風船に対して相手の風船は一つ。余裕でしょう。一つの風船を叩き割って地上に落とし、蹴っ飛ばして場面の外にバイバイ! ってなモンですよ。
 なんて余裕でいられるのも序盤の内ですね。果たして最終ステージが存在するのかどうかも怪しい時代のゲームですので、延々と続くステージに登場する敵を文字通り延々と倒し続けるしかないタイトルなんですね。
 とはいえ、シンプルで楽しいゲームの醍醐味というのは実際にはこんな感じだと思いますので、凝り過ぎた現在のゲームと比較するなら入り込み易いゲームの一つでしょう。『空中騎馬戦』と表現すれば、なお判り易いでしょうかね?

 通常のステージ(タイトル画面のAまたはBモード)に飽きたらCモードに挑戦するのもいいでしょう。簡単に言えば強制スクロールの障害物避けステージでして、シンプルながらに非常に難しい構成になっていますよ。ちなみに私は最後まで進めた試しがないどころか、未だにクリア出来る自信がまったくもってありません! 


 ↑Cモードゲーム。画像じゃ伝わらないけど難しいですね。画面上の雷みたいなぱちぱちが全部ウヨウヨしていると思って下さい。
 それと、右上のランク表示ですが、当然、ネット社会なんて夢のまた夢の時代の話です。世界に配信される事もなければセーブもされませんので悪しからず。

はなうたBGM

 ボーナスステージとCモードに使われる音楽が唯一のBGMらしいBGMですが、いい感じに耳に残る内容に仕上がっています。ふと思い出す事が未だにあるという事は、実は個人的な名曲なのかも知れません。
 ただ、このテのゲームには変にBGMを付けず、SEなどの効果音だけで進めた方が合っているのかもしれないと思うのは私だけでしょうか? 

真冬のオリオン座

 バルーンファイトは当時の友人から借りる事でプレイしていましたが、小学校高学年の頃と記憶しています。
 季節は冬の頃で、塾を終えて帰宅した私は即座にテレビを占領した思い出がありますね。
 寒い外気に体を冷やされ、かじかむ手を自宅で洗う事で更にガチガチになり、そんな指でゲームをするものですから当然まともにプレイなんか出来ません。でも、なんだかそれが面白かったような気がしますね。
 話は逸れますが、真冬の夜空が好きで、よく無意味に空を眺めたりしています。無数の星がこれでもかと言わんばかりに輝く光景はどれだけ進化したゲームでも再現する事は難しいのでしょうね。
 話が逸れてすいません。真冬の塾帰りからバルーンファイトのプレイに間に必ず『夜空』というワードが自分に挟まってしまうもので…。

個人的な謎。でもどうでもいい謎

 今でこそテレビ番組を観る事が無くなりましたが、学生時代はそこそこに視聴していました。
 と言っても、これといったお気に入り番組は無かったもので、気まぐれに目に入った番組を何となく眺めていたというのが正しい表現になるのでしょう。
 そんな中、バルーンファイトに関する謎に気付かされた内容がありました。
 知っている人は知っているのでしょうが、任天堂のなんたらさん(名前は覚えていない。というか、別に誰が何を作ろうが興味無い)の紹介で画面上にテロップが現れたワケなんですが、普通なら『プログラマー』とか『開発』とか『代表取締役』なんて表記される部分に、どういった理由か『バルーンファイトを開発(制作?)した』と表記されていたんですよね。
 ん? って思いましたよ。例えばバルーンファイトが世界的に有名で、作品発表から数年以内の話ならそれも解るのですが、それを見たのは既に私が社会人になっていた話ですから少なくとも発表から10年以上は経過していたんですよね。時代は既にプレイステーションに切り替わって時間も随分と経った頃となります。
 まあ、その時は本当に『ん?』程度で済みましたが、それから更に10年前後、全く別の番組内でまた見たんですよね『バルーンファイトを開発(制作?)したなんたらさん』というテロップを。
 こうなるとそのなんたらさんのバルーンファイトに対する並々ならぬ情熱なんだか執着なんだかが伺えますが、それを視聴者に知らしめてどうするつもりなのかという疑問も湧きましたね。…まあ、画面が切り替わると同時に忘れましたが。
 

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