ちはやふる
ジャンル
競技かるたアニメーション制作
マッドハウス放送期間
第1期:2011年10月~2012年3月第2期:2013年1月11日~6月28日
話数
第1期:全25話第2期:全25話 + OVA1話
キャスト
綾瀬 千早(CV.瀬戸 麻沙美)真島 太一(CV.宮野 真守、高垣 彩陽(幼少期))
綿谷 新(CV.細谷 佳正、寺崎 裕香(幼少期))
大江 奏(CV.茅野 愛衣)
西田 優征(CV.奈良 徹)
駒野 勉(CV.代永 翼)
他.
主題歌
▼OP- YOUTHFUL/歌:99RadioService (第1期)
- STAR/歌:99RadioService(第2期)
- そしていま/歌:瀬戸麻沙美 (第1期)
- 茜空/歌:瀬戸麻沙美 (第2期)
評価
ストーリー | グラフィック | サウンド | 総合点 |
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\こんな人にオススメ!/
\どんなアニメ(´・ω・`)?/
あらすじ
感想・考察(以降ネタバレ注意)
【第1話 さくやこのはな】高校1年生になった千早。容姿端麗の上、千早の姉、千歳がモデルをやっているため校内ではかなりの噂になっていた。しかし、男勝りなのにどこか天然で、話したり動いたりすると台無しになる無駄美人であった。
かるた部創設のために自主活動をしていた千早だが、部員が集まらず頭を悩ませていた。中学時代に陸上部の短距離で市大会に出た実績があったため、友達に陸上部を勧められるが、
千早「私にとって陸上部は出会い系っていうか...」
と言い、全く乗り気ではない。名言だなこれwwwww
かるたが本当に楽しかった過去を思い出して1人、大の字になって空を見上げながら涙を流す千早。あぁ、過去に執着する姿が私のようで切ない。そこで、当時一緒にかるたをやっていた小学生時代の同級生、太一と再会する。エスカレーター式の中学に上がった太一が、まさか同じ高校にいるとは思わなかった千早はテンションが上がる。
太一の携帯に彼女から着信がある。
千早「...彼女? 太一、彼女いんの!?」
太一「いちゃわりーかよ///」
千早「...そっかぁ。...そっかぁ。」
太一「...な、何? ちょっとショック?」
千早「うん。」
太一「あぁーいや、別に、告られたから付き合ってるだけで、そんな好きじゃないんだけど...」
千早「...もしかして、新にもかるたより大事なもの、できたのかな?」
太一「...なんだよそれ。」
わーわーわーわーわー太一、千早のこと好きなんだなぁずっと。千早の鈍感さといったらもう...
新とは音信不通、去年のかるた全国大会にも出ていなかったという。太一も高校でかるたをやるつもりはなく、
千早「(『たれをかもしるひとにせむ』これって、昔の友達はもういないって唄だっけ。)」
と、時の流れを残酷に感じさせる。
ここから回想。小学6年生の頃。
今よりも更に男勝りだった千早はクラスメイトの太一とよく喧嘩をしていたが、それでも仲は良かった。
千早と太一の通う小学校に福井県から転入してきた新は、身なりが貧相で、無口で、友達がいなかった。悪口を叩くクラスメイト達。千早は新のことが気になっていた。
クラスメイト「私達、綿谷君の福井弁メモ取ってて、でも最近話してくんないんだよね。増えないの。ケチくない?」
千早「私が綿谷君だったら、笑うためにメモ取ってる人と話したくないけどなぁ。(真顔)」
真顔...ってことは、千早は特に何も考えずに口に出したんだな...。でもよく言ったぞ千早。
新は新聞配達のバイトをしていた。...小学生なのに!? しかも200件もの配達場所を暗記したと言って、メモも持たずに配達するという強者。配達場所には千早の家も含まれていた。
姉のことが大好きな千早。朝刊に姉が載った美少女コンテストの記事があるということで、新聞が届くのを玄関前で待ち、新聞配達員(新)から直接手渡しで受け取った。この時、持ってきたのが新だと千早は気付いていなかった。
その日の朝、学校にて、授業中に担任の先生が百人一首を100個全て覚えた人の名前を発表した。太一と新だった。千早は新の名前を聞いた瞬間、今朝新聞配達をしていたのが新だということに気付いた。
千早「思い出した、綿谷君今朝新聞配達してたでしょ! 凄いね!」
わああああああああみんなのいる前でそれ言っちゃ駄目だあああああ特に先生の前ではあああああ流石KY、無神経にも程があるぜ。まるで私のようだ。見てて病んでくるわ、私も同じようなことしてきたんだと思うと。
それからしばらく経っても新には友達が出来ず、いつも1人ぼっちだった。そんな新が日に日に気になっていった千早は、雨の日の下校中、ついに新に声を掛ける。だが、それを不愉快に感じた太一。嫉妬か...嫉妬だな...新の背中を押してびしょ濡れにした。千早が新を庇って太一を叱るが、
太一「つーかお前、何でこいつの肩ばっか持つんだよ! 千早も明日からハブにされるかもしんねーぞ!」
ガキかよwwwwwいや、ガキだよwwwwwそれでも動じない千早もかっこいい。動じない千早にイラついて、今度は千早を押してびしょ濡れにして去っていく太一...大人になって客観的に見ると本当にくだらないな、好きな子いじめるって。
雨に濡れた千早と新。千早は新の家にお邪魔する。
千早「うわ...ボロいね...」
やめろ!!! そんなこと言うな!!! とか客観的に見ると分かるんだけど、実際自分の立場になると馬鹿正直に言ってしまうこと多いから何も言えない(´・ω・`)
暖を取って服を乾かす2人。いつも無口な新が口を開いた。
新「...何で朝、新聞待ってたんや?」
千早「お姉ちゃんがミスコン出てて、その記事が早く見たくてさ! お姉ちゃんがいつか、日本一になるのが私の夢なんだ。」
新「...こんなのは夢とは言わんよ。自分の事でないと、夢にしたらあかん。乗っかったら駄目や。お姉ちゃん可哀想やが。」
それを聞いて千早は新に自分の夢があるのかと尋ねる。すると、新は百人一首を取り出し、一緒にやろうと言う。読み手はテープ。新は目に見えぬ速さで札を取っていき、千早は1枚しか取れず、新の圧勝。今までにやってきた百人一首とは違う、新が向ける真剣な眼差しと雰囲気、やり方に魅力を感じた千早。
新「かるたは外国ではまだあんまやられてへんくて、まぁ難しいでの。でもそれはつまり、日本で一番になったら世界で一番ってことやろ? かるたで名人になるのが俺の夢や。」
世界一とか...想像できない世界だな。子供っていいなぁ、現実味のない夢でも夢にできるんだから...大人になったら現実見なきゃいけないもんなぁ。子供の頃の夢って本当に大事だと思うわ。こうして千早は新の情熱を知った。