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神の視点で人間を導く神ゲー「Godus(ゴッダス)」の感想・レビュー

神の視点で地形を変動しながら、信仰する人間の繁栄を手助けしながら拠点を拡大していくヘイホー系シミュレーションゲーム「Godus(ゴッダス)」のプレイ雑感レビューです。面白いスマホゲームを探している場合の参考にしてください。

Godus(ゴッダス)とは

ピーター・モリニュー氏が設立したゲーム開発会社22cansが製作したゲームです。ピーター・モリニュー氏はポピュラス、テーマパーク、フェイブル等々、名作ゴッドゲーム「神の視点でプレイするシミュレーションゲーム」の数々を生み出している著名人です。本作もスマホ系基本無料ゲームながら、神視点で保護する人間達を繁栄・育て上げていきます。本作、Godus(ゴッダス)も海で溺れている二人の人間(アダムとイヴを模していると思われます)を地殻変動で海を地面に変えて助けるところから物語は始まります。助かった2人の人間が安住できる地、楽園に導くところがチュートリアルになり、それだけでGodus(ゴッダス)の独特な世界観を見る事ができます。

システムはヘイホー系ながら、かなり独特にアレンジしており今までにない感覚のスマホゲームです。

プロモーションビデオ

レビュー

土地を作り居住地を増やせ

Godus(ゴッダス)の基本は人間が居住できる土地を確保する事です。地形を指でスワイプすると地形がスワイプした方向に移動します。海をスワイプすれば海面が増え、陸をスワイプすれば陸が増えます。山をスワイプして消して平坦にする事もできるし、間に海がある陸と陸を繋げて道を作る事もできます。こうやって人間が移動できる場所を増やしていく事ができます。

人間には住居が必要です。物語本編は2人が楽園について住居を作るところから始まります。人は住居を作ると生育行為をします。生育行為を開始して一定時間が立つと人間の数が増えます。住居は許容人数があり、許容人数を越えた人間は建築者となります。建築者は新たな土地に住居を建てる事ができるようになります。神であるプレイヤーは住居を作るために必要な一定面積の段差がない土地を用意します。(スワイプで土地変動させて)すると、人間は新たな住居を作ります。この繰り返しで居住地を広くして人間を増やします。

信仰を集める

人間は神であるプレイヤーを信仰しています。土地を変動させれば近くにいる人間は神に向かって祈りを捧げます。神が指示を与えると、その地点に向かいます。また、一定時間毎に信仰を受け取る事ができます。信仰は神の力となり、土地を変動させるために必要なポイントです。信仰はヘイホー系ゲームのゲーム内通貨に相当するものです。

そして人間が増えれば神であるプレイヤーの力が増し、より強大な力を行使できるようになります。例えば今まで変動できなかった部分の地形が変動できるようになったり、信仰を増大させる神殿を建てたり聖なる木を生やしたり。また、人間により良い居住区を建てたり文明を発達させたりとどんどん変化していきます。ヘイホー系ゲームのレベルに相当する概念ですね。

居住区を作って人間を増やして信仰を集める、この繰り返しでゲームは進んでいきます。

船の出港

物語序盤、船の施設を入手するイベントがあります。その後、出航してアイテムを入手できるようになりますが、この出航イベントがなかなか面白い。海を漂い見つけた島を探検するミニゲームとなっています。島に上陸した人間は島の奥にある神殿・遺跡目指して進んでいきます。島は複雑怪奇に出来ているので神が干渉して地形を変化させ遺跡に誘導します。島には敵が潜んでいる場合もありますので、人間が敵を避けるようにも地形を変動させます。それぞれの島で☆が3段階ありクリア時間が早いほど高評価になります。ミニゲームは時間をかけて探索していく本編を凝縮したような快適さがあり、これ単体でも楽しめる程面白いゲームとなっています。

広大な土地を開発し眺めるシミュレーション

冒頭でシステムはヘイホー系を独自に発展と記載しましたが、その中でも一際個性を放つ部分と言っても過言ではありません。人間は土地を広げながら古代の遺跡を探します。古代の遺跡を探して調査を行なうと、大抵の場合、今まで神が力を行使できなかった文明のない新たな土地に神が干渉できるようになります。その繰り返しで土地を広げていくため、まだ見ぬ土地を開拓していくワクワク感が味わえます。また、フィールドは広大であり、私もまだどの位あるか不明ですが、それこそ通常RPGのフィールドぐらいの広さはありそうです。そして人間の領土が増える度に広くなっていく集落。同じ場所で建物などが変わっていく従来のヘイホーゲームとは全く異なるプレイ感覚です。また、人間がのんびりしたり仕事をしたりする部分も見えるのですが、文明が発達すれば青銅も使うし農地も耕し人間の生活模様は全く異なって生きます。

地形のぐにぐにが楽しい

Godus(ゴッダス)で一番の見所は地形の変化です。地形変動は人間を導くのに必要なのですが単純に触って土地を変化して見た目が変わるだけでも面白いですね。正に自分が神になっている気分を味わう事ができます。また、木や岩をタップし続けると破壊してさらに信仰を上げる事もできますが、これが音も良くて気持ちいい。マップがギミックそのもので触っていて面白い感覚があります。

見つけにくい宝箱

神の力を強くするためには、信仰する人間を増やすだけでなく、神の力のカケラ(名称忘れました)を集める必要があります。これは船の出港などで入手しますが、他にフィールド上に埋まっている宝を見つける事でも入手できます。しかし、この宝、わずかに目印があり、どの辺にあるのかは発見できるのですが、奥の方に埋まっていると取り出すのは結構面倒くさいです(難しいではなく面倒臭い)。しかも、ほとんど必須なので宝箱は探さなければいけず、ゴッダスで不満に思った点の1つです。なお、課金通貨で購入も可能。

敵対勢力

探索し集落を広げていく事で敵対する神を信仰する勢力とぶつかる事があります。

素材カードの入手が難しい

ゲーム序盤は好印象でしたが、ある程度進めると、神の新たな力を行使するカードの素材集めに非常に時間がかかるようになります。素材はフィールトの宝箱からランダムに入手できますが、これが無課金だと揃わない……。課金すれば対処可能ですが、時間経過で自然に素材が揃うわけではないので、文明が進まなくなります。

まとめ

神視点と言うスマホではなかなか体験できない面白い仕上げになっています。海外作品ですがローカライズ文章も問題ありません。ファーストインプレッションの段階では街造り系の経営シミュレーションが好きなら一度試してみても作品だと思いました。

現在はGodus(ゴッダス)のファーストインプレッション的な感想になります。もう少しプレイしてから追記する予定でいます。

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