横スクロール+ガンシューティング「Angry Birds Transformers」のレビュー

横スクロール+ガンシューティング「Angry Birds Transformers」の感想・レビューです。攻略やレビューをお探しの際にご利用ください。

Angry Birds Transformers

トランスフォーマーはあまり意識しなくていい

私自身、トランスフォーマーを知らないしあまり興味もないので。ただ、単純にゲームは面白い。ストーリーはほとんど存在せず、文字ではなく動きで誰々を救助したみたいな感じで現れる。むしろ、このゲームはトランスフォーマーとしてではなくオリジナルで良かったんじゃないかと思う。

物理挙動を考慮したガンシューティング、いいね♪

物理挙動+ガンシューティング、この組み合わせを考えた奴は絶対天才だ！。Angry Birds Transformersは横スクロールのガンシューティングだが敵をそのまま狙っただけでは大きなダメージを与える事ができない。勿論、自機を改造して攻撃する強引な手段もあるのだが、基本的には敵の足場を狙って攻撃する。足場はたいてい工事中のビルのように支えで構成されているから破壊すると上が物理挙動で倒れ始める、そして敵の足場が崩れて敵が下に落ちて墜落で倒せる寸法。爆薬でまとめて足場を崩したりもできるし、いつもと狙う物体が違う事と撃った後の動きがよく私の中ではこの仕組みは高評価。

横スクロールならではの味付け

基本は横スクロールするガンシューティング。敵を見つけたら足場を崩したり敵を直接狙ったり。ただ普段は歩行型だけど、ダッシュ形態にも変形でき落ちてくる障害物を避けたり敵の弾を避けたり、これまた苦手な場面をダッシュで飛ばしたりできる。この辺の味付けにも工夫があるね。

▲変形！！！

やっぱROVIO製は違う

Angry Birdの世界ヒットがきっかけで豊富な資金源と技術力を持つROVIO。ここが作ればゲームの面白さは別としてグラフィックの良さ、操作感のクオリティは必ず保障される。Angry Birds Transformersも美しいグラフィックの中を横スクロールランゲームのようにトランスフォーマーが横に動いていく。そして移り変わる綺麗な景色。爆発などの演出。これらはやっぱり完璧だね。トランスフォーマー達もよく動く。

スタミナ縛りきつすぎ

ヤバいぐらいに序盤からスタミナ待ちの洗礼を受ける。基本的にはスタミナと直接呼ぶものはない。まず、新たなステージの解放条件はビッグを指定数倒す必要がある。が、1回のプレイでたまるビッグは些細なもので最序盤から同じステージを何度もプレイするはめになる。そして1つのステージは一度クリアすると2回目をプレイするには少し時間が必要になる。そして、メカはゲーム内通貨で改造すると、改造が終了するまでそのメカでプレイするクエストはプレイできなくなる。もー全く遊ばないうちからやる事なくなる。これが勿体無いと感じた。もう一つ付け足せば耐久力や攻撃力を上げるのに必要なコインも多く成長にも時間がかかる

▲フィールド画面。やる事がなくなったの図

▲成長要素やアバター要素も。

動画万歳！

動画多すぎでしょ。クエストの初めや終了に動画が出る事あり。強力な助っ人を呼ぶためには動画を見る必要あり、クリア後の入手ゴールドを2倍にしたければ動画見る必要あり。流石に宣伝動画のオンパレードすぎる。ゲームそのものは個人的にかなり評価高いがこの動画+スタミナのWコンボが結構きつかったりする。まったり進めるのが好きな人向けかな。レビュー書いてて「はぁ」となった。面白いのに、面白いのに、もっとサクサク進んだら面白いのに。ゲームの出来は素晴らしいがゲームを進めさせない工夫が多すぎる問題点があるのが本作「Angry Birds Transformers」かな。攻略には時間がかかるけど面白さはしっかりあるので興味があれば。