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配置移動の楽しさとマルチプレイが魅力のタワーディフェンス「ポイッとヒーロー」のレビュー

配置移動の楽しさとマルチプレイが魅力のタワーディフェンス「ポイッとヒーロー」の感想・レビューです。面白いスマホゲームを探している場合の参考にしてください。

ポイッとヒーローとは

セガネットワークスが開発しポケラボが運営するソーシャルタワーディフェンスゲームです。オートで戦うヒーローをステージ内にポイっと召喚し拠点に向かってくる敵を拠点到着前に倒していく事が目的となります。ポケラボはクロスサマナーが少し外した感覚だったのでどうなるか心配でしたが、タワーディフェンスの常識に捕らわれない自由な発想でゲームを作っており、新鮮なプレイができます。

プロモーションムービー

ポイッとヒーローのレビュー

配置と移動ができる横タワーディフェンス

ポイッとヒーローは横ラインのタワーディフェンスゲームです。ソシャゲの横ラインタワーディフェンスだとメルクストーリア、LINレンジャー、にゃんこ大戦争などを想像します。が、ポイッとヒーローは横ラインである点は共通していますが、タワーディフェンスの内容としては大きく異なります。むしろ全方位見下ろし型でよく見かける形式を横ラインに持っていく感じがしますね。

各ステージ5人までヒーロー(味方キャラ)を選択して開始します。ームが開始すると拠点と味方を配置できる場所が示されます。次に敵が出現する扉が現れます。扉は1つではなく複数表れる場合もあります。1つのエリアで複数のステージが用意されていますが、1エリアで味方の配置場所や拠点の位置は共通です。各ステージ敵の種類や量が変化します。タワーディフェンスなので敵に拠点を攻撃されるとアウトです。拠点が受けてもよいダメージ回数は3回です。防衛オンリーなので敵側拠点を潰す必要はありません。

▲全方位型ではよく見かける特定位置へ配置する方式ですが、横ラインでは珍しいですね。

ゲーム開始後、マナが提供されます。マナはヒーローを召喚したりスキルを使用するために使用されます。他のタワーディフェンスと異なりマナは時間回復しません。敵を倒した時に敵の種類に応じてマナが貰えます。自動回復しないため、スキルを乱発すると後半で首を絞める事になります。wav1あたりはヒーローの召喚にマナを使い後半、特にボス戦でスキル用にマナを放つのが基本になります。

各ステージで入手できるマナをどのタイミングでどのように使うかをリアルタイムで考える必要があります。攻略要素は他のゲームより高めですね。

開始直後はヒーローを配置できる場所(青い三角点の場所)にヒーローを配置していきます。ヒーローはその場所でオート戦闘を繰り広げます。あまり他のタワーディフェンスで見る事のないシステムですが、ヒーローは一度配置した後、自由に配置場所を変更する事ができます。敵が拠点に近づいた場合、前方に配置している戦士を後方に下げるような戦い方ができます。その代わり選択したヒーローを1回ずつ計5人召喚したら同じヒーローを1人以上召喚する事はできません。ただし、ヒーローのHPが0になり死亡すると、一定時間後に再度召喚できるようになります。タワーディフェンスですが、見ているだけではなく、ヒーロー配置の変更は頻繁に行うため、かなり忙しいですね。

ヒーロー

ヒーローは戦士・騎士・魔法使い・狩人・僧侶の5つの職業があります。戦士は防御型です。直近の敵を攻撃しつつ、高HPと防御力で身を守ります。パーティーの要ですね。騎士は前方2範囲まで攻撃します。ちょうど騎士を挟んで後ろに配置すると攻撃してくれます。魔法使いは周囲3範囲まで攻撃します。戦士・騎士の後ろに入れると攻撃が届きます。狩人はさらに周囲4範囲まで攻撃します。キャラのステータスを見ると範囲が大きくなるたびに攻撃力が少なくなる印象です。そして僧侶は回復ですね。ヒーローはそれぞれ範囲攻撃やステータスアップなどのスキルや特定耐性常時強化などの特性を持ちます。

ソシャゲなのでガチャ産です。リセマラは簡単にできないようになっていますが、課金通過はゲーム内で大量配布しているため序盤で困る事はないでしょう。

▲出撃メンバーはホーム画面に勢ぞろい。

モンスターは行動が早い、毒攻撃を仕掛ける、HPが高く倒すのに時間がかかる、範囲攻撃をするなど各モンスターに特徴があります。これに対して戦略を練っていきます。例えば基本隊列は戦士・騎士・魔法使い・狩人の順で直列に並びます。だけど毒攻撃を行うモンスターの場合は魔法使い・狩人を前列に出し近づく前に撃破させます。このように各モンスターで苦手な職業や攻撃があるため、特徴を掴んで攻略していく事が大切になります。

はちゃめちゃなマルチプレイ

ポイッとヒーローの一番アピールできる部分はやはり4人で繰り広げるマルチプレイでしょう。ちなみに共闘や協力プレイも兼ねていますが、対戦プレイの側面が強いです。1人5ヒーロー召喚でき、最大で4人20ヒーローが1ステージ内で所狭しと活躍します。敵拠点も一人では対抗できないほど沢山あるため、協力して敵を倒していきます。なお、活躍ランキングなるものがあり、攻撃とサポートで活躍したプレイヤーは画面内で紹介され、報酬もよくなりますので対戦も兼ねています。マルチプレイに慣れてくると敵を協力して倒す部分よりも殺伐とした敵の奪い合いが目立つようになってきますね。早く敵を倒すのに有利な部分を陣取ったり、ボスをあと一息で倒せる段階になると誰が早く攻撃スキルで倒すかの勝負ですから。

戦っていて楽しい部分もあるのですが、他3人の行動が把握しにくいので何がなんだか分からない部分もあるのが欠点です。友人とプレイすると面白いだろうと感じる部分です。

▲ソロプレイと異なりマルチプレイは味方キャラを配置できる箇所も多くフィールドエリアも広大です。

▲マルチプレイ終了後は評価が表示されます。この後自分の順位に応じてゴールドの入手量などが変化します。

マルチプレイ必須の曜日クエスト

ソーシャルゲームの多くは曜日クエストで火曜は火属性、水曜は水属性、土日はゴールドを稼ぐための限定クエストが開かれます。私個人としてはソシャゲの悪しき風習とも思えるのです。クエストクリアやキャラ合成などでも成長はできますが、大幅な成長を目指すならこれ無くしては不可能です。ポイッとヒーローにも勿論存在するのですが、天空の楽園の一部「七曜の修練場」として提供しています。上記でも述べましたが、これはマルチプレイをするための内容です。つまり、成長させるためにはマルチプレイ掲示板で仲間を集めて曜日ダンジョンを行う必要があります。白猫プロジェゥトと同じと言えば同じですし、ユーザー獲得施策として間違ってはいませんがソロプレイヤーには面倒臭いシステムなのでオートマッチングを用意して欲しかったですね。

まとめ

ポイッとヒーローの戦闘システムはタワーディフェンスとしてかなり新鮮です。そしてマルチプレイが熱い!ルールも単純。そして戦士など職業はあるもののソシャゲ特有の属性が存在しない事も手伝って戦略性は既存タイトルと比較して随分異なります。単純にSSRを集めてプレイしただけでは簡単に全滅するクエストもあるそうで、攻略にも熱がかかります。

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