呂婉麗（りょえんれい）

　「呂布」の娘で、「袁術」の息子に嫁ぐ予定だった人物です。

　『三国志』ではあまり詳しく書かれていませんが、「呂布」の娘であれば武芸に秀でていることは無理のある設定ではないように思えます。

　『三国天武』では攻守兼ね揃えた性能で、特に防御が得意な武将となっています。

基本解説

公式動画

武将図鑑画像

入手方法

　「福の神」イベント発生時にのみ「吉札」交換で手に入れることができます。

　まず、「福の神」イベントの発生時期が3ヶ月に一度程度の頻度となっていますので、頻繁にチャンスが有るわけではありません。

　また、「吉札」777枚との交換になるため、かなり長期で計画を立てて「吉札」を集めていく必要があります。

性能解説

　天命には「梟姫尚香」と「呂布」が必要なため、育成難易度はとても高い武将です。

　ただ、どちらも攻めの要となる武将のため、布陣の充実を考えると併せて取得するメリットは高いと考えられます。

　特に「梟姫尚香」は同じ弓系武将のため、宝物の厳選も楽になります。

　凍結効果はかなり有用な状態異常ですが、狙撃により下記のようなメリットが頻繁に発生する可能性があります。

• 「煉獄塔」、「氷井台」の継続時間のリセット
• 敵武将のスキル発動時と凍結のタイミングが合わさった場合のスキル発動の強制キャンセル
• スキルによる能力値強化や制限時間付き特殊ユニットの効果時間の浪費

　特に、「煉獄塔」や「氷井台」の継続時間リセットは前線の武将の生存率を大幅に上昇させるため、出陣位置をある程度計算して積極的に狙って行きたいところです。

　体感としては「賈ク」の「鬼の雷撃」ほど広く検知し下記のような優先順位で狙撃します。

　体力の高い「呂婉麗」ですが、それでも接近戦は苦手なため、この射程はかなり有用です。

　武将スキル「閉月飛雪」の最初の一撃が武将に対してパーセンテージダメージを与えるようになるスキルです。

　本来のスキルダメージと合わさると、最低でも3割は削れる計算になるので、積極的に強化していきましょう。

　なお、覚醒スキル「射戟」の効果は狙撃を行った単体の武将に対してのみ発動するため、防衛施設や周囲に降る戟には効果が適用されません。

運用・対策解説

攻撃時の運用

　「諸葛亮」同様、高い攻撃性に頼ることで、相手布陣の厳選は必要ですが、下記のような布陣でも完全破壊略奪＋戦闘終了時には体力全快で終えることが可能です。

• 「呂婉麗」
• 「青嚢師」×4体以上

　高い狙撃性と凍結効果を活かし、敵陣の奥に入りやすい近接攻撃系武将を援護することで、格上の相手からも多く略奪することができます。

　スキルの性質からサポートが向いているので、スキル発動時間を調整しながら少し遅目に出撃させると良い働きを見せます。

防御時の運用

　防御時は相手が武将か一般兵士になるわけですから、武将を最優先に狙う「呂婉麗」はまさにスナイパーとなります。

　セオリー通り「主城」や「煉獄塔」の近くに配置するだけで十分な働きを見せてくれます。

「呂婉麗」が攻撃側にいる時の対策

　武将スキル「閉月飛雪」の戟の広がりはそれほど広くはないため、設置場所の間隔を広めに取ると一部回避することができます。

　武将スキルの索敵範囲が広がったため、対応が難しくなりました。

　「五雷方陣」や「煉獄塔」、「氷井台」など、重要な建物同士の距離を10マス程度離しておき、一網打尽にされるのを防ぐといいでしょう。

「呂婉麗」が防御側にいる時の対策

　かなり高性能な武将スキルのため、下記のようなパッシブスキル全般に有効な対策を行う必要があります。

• 「呂婉麗」の闘気ゲージが貯まる瞬間を狙い、「姜維」や「覇王孫策」の武将スキルで闘気ゲージをリセットする。
• 「呂婉麗」の武将スキルが発動する瞬間を狙い、「郭嘉」や「奮威陸抗」の武将スキルで凍結させ、スキルをキャンセルする。
• 近くに一般兵士を出撃させ、無駄撃ちさせてから武将を出撃させる
• 「潜行」ユニットで暗殺する

　上記の対策は他の強力なパッシブスキル持ちの防衛武将にも有効なので、予めいくつか用意しておくといいでしょう。

個人的総評

　攻撃面では世界ランカーと渡り合うには少し力不足な感じもありますが、運用次第でいくらでも弱点を補えると思います。

　防御面では文句なし最強の部類です。

　入手は「偃師月英」もそうですが、微課金（元宝カードのみ購入など）では気長に続ければ手に入れることができると思いますが、無課金ではほぼ無理かと思われます。

　仮に頑張って入手まで行くとしても、それまで「吉札」と「元宝」を完全に使用せずにプレイすることになるので、楽しさを考えるならお勧めできません。

　【追記】　2016年3月24日のアップデートで周囲に降る戟の索敵範囲が広くなりました。

　攻撃時、以前は標的がなく壁に落ちるケースが多かったのですがそれがほとんど無くなり、攻撃時も強力な武将となりました。

※A～Eの評価で、Aに行くほどポジティブ（難易度では易しい、強弱では強い）、Eに行くほどネガティブ（難易度では難しい、強弱では弱い）な評価となっています。

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